因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

7月の観劇+アルファ

2015-07-12 | お知らせ

 梅雨寒に夏風邪を長引かせていたら、急に高温注意情報が出るほどの猛暑になった。まさかこのまま梅雨明けか?7月の予定を少々追加いたしました。
劇団ロ字ック主催 「鬼FES.2015」
 ロ字ック(1,2,3,4,5)はこのイベントを2011年からして主催しており、小劇場界では異例の夏フェスが今年で4回を数え、総勢22団体が参加する。3日間のタイムテーブルがそれぞれ3列になっているのはなぜなんだとよくよくみると、まず列の左からFestival STAGEには、5劇団30分ずつの劇がある。つぎの列はCarnival STAGEで、お芝居のあいだを縫うように、歌やダンスパフォーマンスなどが予定されている。そのつぎはBasement AREAとなっており、トークセッションや手相占いなどもあるらしい。「劇場を3つにわけて」、さらに「お客様自身がタイムテーブルを組んで、お酒を飲みながら自分だけの楽しみ方ができる」という意味がだんだんわかってきた(苦笑)。
 レコード会社に勤務していたロ字ック主宰の山田佳奈の音楽的発想とセンスからスタートしたイベントとのことで、演劇だけでなく、音楽やお笑いなど異業種の交流を狙い、さらに会場であるシアター風姿花伝周辺の商店会も巻き込んだお祭りになるというから、大変なことになりそうだ。
 しかしサイトをよくよくみると、「当イベントはオールスタンディングとなっております」と恐ろしいひと言が。自分も大変なことになりそうで、せめて当日は荷物少なめの身軽な格好で参りましょう。

第24回東京国際L&G映画祭より レインボー・リール・コンペティション2015
 セクシャルマイノリティを題材にした作品を上映する映画祭で、7月11日からシネマ―ト新宿では長尺の外国作品の上映がはじまっている。7月17日からはスパイラルホールでも開催されるが、20日いちにちだけ行われるレインボー・リール・コンペティション2015は、7分から30分超の作品が複数連続上映され、観客の投票によってグランプリが決まるというもの。elePHNTMoon主宰のマキタカズオミ監督作品『ファントム・ジェニー』が参戦、映像作家としてのマキタカズオミを知るのはこれがはじめてとなる。
 マキタカズオミの舞台の記事はこちら→1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12

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