十勝岳⑩
北海道中央高地・活火山「十勝岳」標高2077m
2012・9・8に登った記録を連載で紹介します
十勝岳山頂へ登るルートはいくつかありますが
私の好きな登山口は標高1280mにある十勝岳温泉です
太陽は十勝岳山頂方向から昇るので 安政火口に影絵を作ることができます
生誕120年を記念協賛?して
石川啄木の考える人 を創作してみました
無風 快晴
こういう天候の十勝岳は おだやかでやさしい山
ところが強風・暴風の時は
砂塵が舞い踊り 石コロも飛んでくるという
濃いガスの時は 一寸先も闇となるらしい
私のような初級者は 「悪天候の日は登らない」 これを守りたい
いよいよ最後の登り
炭鉱のぼた山を登る気分です
上ホロカメットク山 上富良野岳 三峰山方向を振り返る
登ってきたのは ひとり登山の年配女性
十勝岳山頂から約4.5kmの美瑛岳に向かうそう
たくましさに
その女性に
並ぶ間もなく抜き去られました
「力の差」
中央競馬のゴール前が頭に浮かびます
辺りを見回したり 来た道を振り返ったり 小休止をしたり
個人で登ると自由が利く
慣れた山は ゆっくり楽しみながら登るのも好さそう
火山灰の道は 足が疲れ登りづらい
もうすぐ山頂 ガマン ガマン ガマン
大正火口方向
前十勝岳から火口を眺めながら登る道は 通行禁止
火山ガスが有毒なのでしょう