四国88ヶ所遍路を結願 (けちがん) したら、
和歌山県伊都郡高野町の、高野山真言宗総本山・金剛峯寺の「奥之院」にて、「最後の御朱印」をいただいて、満願成就です。
高野山については、当ブログにて何度も記述していますが、
真言宗には18の本山があり、
中でも、京都市の東寺とツートップなのが、高野山です。
高野山は、総本山・金剛峯寺、壇上伽藍 (だんじょうがらん) 、奥之院があります。
伽藍画像はウィキより、
他には、大師教会 (あまり一般人が行くとこではないです) 、霊宝館、女人堂など、金剛峯寺管轄の施設があります。
塔頭 (宿坊を兼ねている寺院がほとんど) は、金剛峯寺の塔頭 (たっちゅう) です。
たまに、「奥之院」が、総本山・金剛峯寺 (こんごうぶじ) とは別の寺院と思う人がいますが、一体です。総本山・金剛峯寺の「奥之院」が「奥之院」です。
私は、高野山は何十回と参拝していますので、お四国満願した後、奥之院の御朱印いただくのを、「すっかり」忘れていました。
平成16年5月30日に、奥ノ院の御朱印いただいていますが、お四国結願は、それより数年前のハズです。
この、「弘法大師御影 (おみえ) 」は、御朱印いただく所で売っています。
納経帳とは別に、「納経軸」で御朱印いただいた人は、お四国・高野山奥之院で満願した後、そのまま床の間に飾ってもいいですし、「開眼」して魂入れをしてもらって、「仏さま」として祀ってもいいです。
「開眼」作法が修されないと、満願した納経軸も、ただの記念品です。
「開眼」は、奥之院で修してもらえるハズです。開眼料は一万円くらいからだったと記憶しています。違ってたらスミマセン。ただ、開眼されると、「仏さま」に成るので、日々簡単なお勤め (南無大師遍照金剛7回とか) 、お水又はお茶、お仏飯などの供え物は必要になるかと思います。
それが無理なら、記念品として飾るのが無難かと思います。
奥之院は、燈籠堂より手前に「護摩堂 (不動堂) 」があり、同じ堂内左の部屋に「厄除け弘法大師像」が祀られていて、私は、奥之院内では、一番お大師様の息吹を感じます。
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