新義真言宗総本山「根来寺」(ねごろじ) ・・・和歌山県岩出市。
私は、根来寺友の会会員であります。
根来寺より、
「令和4年8月28日(日)「夏会式 (なつえしき) ・きりもみ不動尊御開帳」のご案内」
夏会式・きりもみ不動尊御開帳のご案 内
令和4年8月28日(日) 午前6時・午前10時・正午・午後2時
尚、大般若転読は飛沫感染の恐れがありますので、護摩祈祷のみとします。
各法要終了後、壇巡りは随時行いますが速やかにご移動、解散お願いします。
ご祈祷料 大札 10,000円
小札 5,000円
お札の郵送希望の場合、送料等で送付先一軒につき500円別途必要
願意 家内安全・身体健全・厄除開運・病気平癒・合格祈願
所願成就・交通安全・良縁成就・安産祈願 等
遠方の場合や当日お越しになれない場合は
0736-62-1144(根來寺・不動堂 9:00~16:30)までお問い合わせください。
申込期限 予約は5日前まで。(当日申込の場合は法要開始時間20分前までにお申込みいただかなければ間に合いません。 )
夏会式、秘仏・「きりもみ不動尊」御開帳での、護摩供 (ごまく) と大般若転読法要、コロナが激増しているので、今年は、お護摩だけで、大般若転読はないそうです。
大般若経転読・・・ど分厚い大般若経を、アコーデオンみたいに、「ぱらぱらぱら~」とやる、あれです。
以前、曹洞宗の方丈 (ほうじょう・・・住職) に、「曹洞宗でも大般若やるけど、あれは、どの宗派が編み出したものですか?」と聞くと、
「真言宗じゃないですかね」と。
飛沫が飛ぶためとありますが、でかい声で僧侶たちが、
「だ~い はんにゃ はらみったきょう 巻第〇〇~ 」云々 とか言いながら、「ばーんっ」と大般若経を経机で叩く御祈祷です。
お寺によったら、「うおーい!」と聞こえます。
「だーい!」「ハンニャハラミッタ」「うおーい!」
・・・実際は、「うおーい!」とは言ってないのですが、坊さんたちの声が重なるので、「うおーい!」みたいに聞こえるのです。
夏会式の法要では、近郷の檀信徒さんたちが、僧侶たちのお勤めに合わせて、般若心経・不動明王慈救呪と、一糸乱れず唱えてましたが、愛染明王真言「おーん まーかーらーぎゃー」になると、とたんに「しーん・・・」となったのを覚えています。
ただ、それ以外は見事に唱えていたので、根来衆の末裔は、お勤めが「うまい!」と思いました。
余談ですが、つい最近まで、根来衆 (ねごろしゅう) と雑賀衆 (さいかしゅう) は同じと思っていた私 (◎_◎;)
同じような所にいても、まったく別の集団だと知ったのは、ごく最近です。
「密教のこころ (読売新聞社) 」(絶版)に、
「秘仏・きりもみ不動明王」堂々と写真が掲載されているのですが、本物はさすがに載せるワケにはいかないので、「きりもみ不動尊」を描いた絵も同誌に掲載されているので、そちらを掲載します。
一応少しボカし入れてます。
牧 宥恵 画
本物と似ているかと言えば、似てますが、本物の方は、もっとド迫力です。
同誌の写真は・・・「猛虎の様な表情です」。
ではまた。
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