夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

現代のアメリカ黒人は強い!

2005年06月14日 19時30分40秒 | 時事放談: 海外編
靖国問題ばかり考えていたら、世界はもっとダイナミックに動いているのでした。

どう考えても有罪になりそうだったマイケル・ジャクソンが無罪になったように、現代のアメリカ黒人の地位は急上昇です。マイケルが40年前に同じ事をしていたら、まちがいなくリンチで処刑されていますから。

**********

米上院が黒人リンチ処刑放置を謝罪=1万人が犠牲に (時事通信) - goo ニュース

2005年 6月14日 (火) 06:44

【ワシントン13日】1881年から1964年までの間に約4750人がリンチ処刑された問題について米上院が近く、リンチをとめられなかったことを謝罪することになった。犠牲者の4分の3は黒人だった。上院による謝罪を提唱したメリー・ランドリュー民主党上院議員(写真)は13日、上院はこれらの米国人たちに対して責任を果たせなかったと指摘した。同議員によると、1881年以前の分を含めると、リンチ犠牲者は1万人に達する可能性があるという。

謝罪に関する討議と採決が予定されているが、謝罪文の内容では既に合意ができているため形式にとどまる見込み。採決に立ち会うため、リンチ犠牲者の子孫数人と、ただ1人のリンチ生き残りのジェームズ・キャメロンさん(91)がワシントンを訪れている。キャメロンさんはウィスコンシン州ミルウォーキーに「黒人ホロコースト博物館」を建設し、「恐怖の時代=1人の生き残りの物語」という本を出版している。

リンチはニューイングランド地方を除いて米国のほとんどの地域で行われていた。特に南部のミシシッピ、ジョージア、テキサス、ルイジアナ各州で多かった。米下院は1920年から40年まで3回にわたりリンチ禁止法を通過させたが、その都度、上院に覆されていた。〔AFP=時事〕

**********

よくアメリカを自由と平等の国と呼びますが、建国から今日に至るまで、不自由と不平等のルツボでもあったのです。だからこそ、自由と平等というスローガンを掲げざるを得なかったのでありましょう。

もちろん、われわれ黄色人種を含めた人種差別がいまのアメリカから完全に払拭されたとは言えません。

そしていまは逆に黒人が他の有色人種を差別する姿さえ見られるようになっているのです。

広い意味で言うと、これもその一例かもしれません。

**********

北朝鮮総書記、正気かどうかわからない=米国務長官 (ロイター) - goo ニュース

2005年 6月14日 (火) 09:28

 [ワシントン 13日 ロイター] ライス米国務長官は、北朝鮮の金正日総書記が正気かどうかわからないと発言した。

 ライス長官はMSNBCテレビの番組でのインタビューで、金総書記が正気と思うかと質問されたのに対し、「わからない。会ったことがないので」と話した。インタビューは13日に収録され、14日に放映される。

**********

黒人ながら並みの白人を凌ぐプライドの高さを持つコンドリーザ・ライス。相手が白人の独裁者だったら同じような不用意発言をするでしょうか。疑わしい仮定です。相手が黄色人種だから、言えたような気がしてなりません。

それゆえ、彼女が金正日をキチガイ扱いしている姿を想像すると、あの独裁者をかばう気は毛頭ありませんが、いささか気分が悪くなるのも事実です。

同じ黄色人種である日本人政治家のことだって、ホントはどう考えているのでしょう。

呉儀る中国人も嫌いですが、傲慢なアメリカ人も好きになれません。しかし、やはりこれがホンモノの外交というものなのでしょう。日本人はお人よし過ぎるのは間違いありません。
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 江上剛 須田慎一郎 『銀行... | トップ | 中国の本音と建前 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (M)
2005-07-02 07:14:35
アメリカは自由で平等の国と表面上だけを知ったかぶりしていました。

実際は、そうでないところがあって壁があることを教えていただきました。

返信する

コメントを投稿

時事放談: 海外編」カテゴリの最新記事