菅直人首相と前原誠司外相の軽率な発言のせいで、北方領土がますます遠のきます。
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前原外相訪露 露長官、領土交渉打ち切り警告(産経新聞) - goo ニュース
2011年2月13日(日)08:00
【モスクワ=酒井充】ロシア訪問中の前原誠司外相は12日昼(日本時間同夕)、クレムリンでナルイシキン大統領府長官と会談した。インタファクス通信によると、長官は「日本側が北方領土問題で強硬な姿勢を取り続ければ、領土交渉継続の意味がなくなる」と前原氏に警告した。
メドベージェフ大統領の昨年11月の北方領土、国後島訪問を「許し難い暴挙」と非難した菅直人首相の発言を強く批判した発言。会談で前原氏は菅首相の発言について「日本国民の心境を代弁した」と説明した。
前原氏は同日、記者団に「長官は今後、前提条件なしに領土問題、平和条約について議論する用意があると述べた」と説明していたが、ロシア側の強い姿勢が改めて明らかになった。
また前原氏は、「日本の法的立場を害さない」前提での北方領土の経済共同開発検討について「(日露外相会談で)私から申し上げたことで向こう(ロシア)から言われてやる類いのものではない」と、日本側の提案であると強調した。
当初、今回の前原氏の訪露で道筋を描こうとしていた菅首相の年内訪露は難しい情勢となった。前原氏は13日朝、帰国する。
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「日本国民の心境を代弁した」、何と虫のよい発言なのでしょう!
国民が思っていることを総理が全部代弁してくれているというのなら、国民の8割が「辞任しろ!」、「解散・総選挙を実施せよ!」と言っているのですから、そうしてくれればよいのです。
国民が思っているのは、北方領土をロシアに返還させること。ロシアとケンカして、交渉を決裂させろとは言っていません。
嘘つき民主党の与太話に付き合わされる国民は、大迷惑です。
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