夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

地方赴任で、生き残る方法

2013年03月03日 05時44分46秒 | 時事放談: 国内編

面白い。東京から地方に左遷された人間を取り巻く真の環境が、ストレートに描かれています。記録しておきましょう。

**********

地方赴任したら何もしてはいけない/純丘曜彰 教授博士(INSIGHT NOW!) - goo ニュース

2013年3月2日(土)16:00

地方に期待しても、キミは悪役外国人レスラーとしか思われていない。連中には連中の絶対固定の序列があり、報復を恐れて、だれもそれを動かすことを望んではいない。短期的に搾取して成果を踏み台に中央返り咲きを狙うか、さもなければ何もしない方がまし。

 春から新生活。ゴミゴミした都会を離れ、自然も豊かで、通勤知らずの地方都市に赴任するという人も多いだろう。だが、行っても何もするな。連中はかなり面倒だ。

  第一に、キミは中央での敗北者、都落ちの左遷と思われている。地位肩書がどうあれ、連中からすれば、キミは、地元のトップより下。田舎国体に見られるよう に、連中は、外のやつを呼んでおいて、こてんぱんに叩き潰し、地元の強さ、すばらしさを確かめないと気が済まない。戦争疎開で都会の転校生がイジメられた 時代からまったく進歩していない。そこでのキミの役は、地元のトップとやらに叩きのめされる悪役外国人レスラーだ。

 第二に、キミ自身が どう思っていようと、キミにとって地方が中央に返り咲く踏み台にすぎないと思っていると連中は思っている。実際、地元出身を売りものにして当選した有名人 県知事たちですら、その後も地元に残って尽くしたやつなど、ほとんどいない。それどころか、任期も早々に切り上げ、さっさと中央に戻ってしまう。

  第三に、地元には絶対固定の序列がある。高校でも、デパートでも、住む地域でも。キミがはりきって赴任先の成績を伸ばし、上位に押し上げたりしたら、押し 上げられた支社の従業員たちですら、居心地が悪くなり、ひたすら当惑する。おー、偉くなったもんやなー、ついこないだまで、はいつくばって、買ってくださ い、買ってください、言うとったのに、てな、嫌みをどこかしこで浴びせられる。そんな支社の従業員の家族が近所のスーパーで牛肉を買っただけでも、すぐに ウワサになる。田舎とは、そういうところ。

 なにをこの時代に、と思うだろうが、とにかく驚くような閉鎖的旧弊体質は厳然としてある。も ちろん、損得勘定でスレていない、地方ながらの人のいい人もいる。こんな体質は、いいかげんもう変えてほしいと思っている革新的な人もいる。だが、だれも かれも、自分では何も始めない連中だ。水戸黄門みたいなのがやってきて、なんとかしてくれないだろうか、と他力本願。いや、それだって、ほんとうは困る。 というのも、黄門さまが帰ってしまった後には、反動で、もっとひどい報復をされるのがわかっているから。とにかく現状のまま、なにごとも無いのが一番い い、というのが、すべての人の共通意見

 こんなところへ行って、キミがはりきってみたところで、みんな掛け声だけ。キミひとりが空回り するだけ。いっそ開き直って、XX運動とか、OO宣言とか、資産売却経費節減、環境ボランティア、など、大胆極端なスローガンを度派手にぶち上げ、過去が 積み上げてきた資産と人材の蓄積から短期的な成果を一気に絞り出し、とっとと退散するのも手。そんなの、長期持続可能な戦略ではないのはわかってはいる が、後は野となろうと山となろうと、どうせ結局は地元連中の自己責任。一時でも中央から注目されれば、その結末も知らず、連中もその気になって喜ぶ。そし て、インチキがばれるころには、また次のやつが来て、また別の搾取で騙くらかすから、恨み辛みを言われるいとまもあるまい。

 いや、さす がに人として、そんなエグいことはできないよ、と思うなら、何もするな。たとえほんとうに左遷だったとしても、次にまた落ちてくるやつがいるから、キミは 玉突きで中央の窓際くらいには戻れる。それでも、田舎で陰湿なイジメを受け続けるよりは、はるかにまし。何かしたって、いや、何をしたって、しょせんキミ はヨソモノだ。キミを良く言うやつは一人もいない。なぜ幕末の志士たちが田舎の因習を打破するために中央集権樹立に文字通り命を懸けて戦ったのか、行って みればよくわかる

by Univ.-Prof.Dr. Teruaki Georges Sumioka 純丘曜彰教授博士 (大阪芸術大学芸術学部哲学教授、東京大学卒、文学修士(東京大学)、美術博士(東京藝術大学)、元テレビ朝日報道局『朝まで生テレビ!』ブレイン)
 オフィシャルサイト http://www.hi-ho.ne.jp/sumioka-info/
 生活の哲学  http://sumioka.doorblog.jp
 ニュースの蜂 http://newsbee.doorblog.jp 

**********

当っている場合が多い指摘ではないでしょうか。ここで書かれているような体験をしたくないなら、死んでも地方に左遷されないことです。純丘教授、やりよります。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 謙虚になれば、実力は伸びる | トップ | 対日戦争を想定する中国軍に... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 国内編」カテゴリの最新記事