ああ、情けない。この程度のことで「党重鎮」とやらを説得できないような総裁が、日本を引っ張っていけるのでしょうか。失望しました。
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自民党本部「分煙」で決着へ 総裁裁定、愛煙家の壁厚く(朝日新聞) - goo ニュース
2011年6月30日(木)21:08
自民党改革委員会が党改革案の目玉に盛り込んだ「党本部の全館禁煙」は30日、喫煙、禁煙両派に配慮した谷垣禎一総裁の裁定で「分煙」で決着する見通しになった。
党・政治制度改革実行本部の細田博之本部長がこの日、谷垣氏に来週から禁煙を始めるよう求め、谷垣氏もうなずいた。愛煙家の大島理森副総裁らが全館禁煙に難色を示していたが、谷垣氏と面会した委員会メンバーは「総裁がリーダーシップを発揮する」と巻き返しに自信を見せた。
だが、谷垣氏は30日夕の記者会見で「全館禁煙というより分煙じゃないか」。開始時期も「幹事長に考えてもらう」と明言しなかった。谷垣氏自身はたばこを吸わないが、喫煙家が多い党重鎮らの壁は厚かったようだ。
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理解に苦しみます。民間・役所を含め、民主党本部ですらやれている完全禁煙が、自民党本部では通用しない。しかも、総裁が副総裁以下の長老の顔色をうかがってしまう。自民党も、末期状態。一本釣りされても仕方ありません。
谷垣氏では、どうしようもありません。だれか強力なリーダーシップをもった人間がぐいぐい引っ張ってくれないと、自民党が政権を奪取する日は遠いことでしょう。
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