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伊調馨選手、大逆転で全日本選手権で優勝

2018年12月24日 06時02分50秒 | 時事放談: 国内編

あれだけ翻弄されながら、この優勝。尊敬します。

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伊調馨、終了間際に逆転!3年ぶり復活V 東京五輪へ「まだまだ伸びしろ」川井梨に雪辱

伊調馨、終了間際に逆転!3年ぶり復活V 東京五輪へ「まだまだ伸びしろ」川井梨に雪辱

決勝戦終えて記念撮影に応じる伊調馨(左)と姉の千春さん=駒沢体育館(撮影・堀内翔)

(デイリースポーツ)

 「レスリング・全日本選手権」(23日、駒沢体育館)

 女子57キロ級決勝が行われ、五輪4連覇の伊調馨(34)=ALSOK=が、リオデジャネイロ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ=を試合終了間際に2ポイントを奪う3−2での逆転勝利を収め、3年ぶり13度目の優勝を果たした。

 第1ピリオドで1点を先行され、さらに第2ピリオドでもアクティビティータイムを守り切られたことでさらに1失点。2点をリードされた。ここからアクティビティータイムを守り切り1点を返したが、なおも劣勢で残り30秒を切った。

 しかし、万事休すかと思われた終盤、底力を発揮した。相手の右足をとりテイクダウンで2ポイントを奪取。残り10秒ほどで逆転し、そのまま逃げ切って激闘を制した。

 試合後の優勝インタビューに、「厳しい戦いになるっていうのは分かってたんですけど、最後に取れてよかったです。久々の緊張感の中でたくさんの方に楽しんでレスリングをやれってアドバイスをいただいて、のびのびやろうと思ってマットに上がりました」と試合を振り返った。東京五輪代表に一歩前進したことには、「まだまだ自分の中では伸びしろがあるというか、上げていけると思っているので、また、今日の課題を生かして頑張りたいと思います」と語った。「まずは今日の戦いの反省をしっかりして、6月(の全日本選抜選手権)に向けてどんどん上げていきたいなと思いますし、その先に東京オリンピックが見えてくるといいなと思います」とかみしめるように語った。

 2人は1次リーグの初戦でも対戦し、両者攻め合わずに技のポイントがないまま、川井梨が2−1で勝利。伊調にとっては17年ぶりの国内での敗戦となった。その後、決勝での再戦が決まり、伊調は「自分から展開をつくって、明治杯(全日本選抜選手権)に向けてたくさん収穫があればいい」とコメントしていた。

 10月に2年ぶりに実戦復帰した伊調は、日本協会を通じて発表したコメントで「五輪に向けての本当の復帰戦としてこの全日本選手権があった。自分の中でもっと(状態を)上げたいという気持ちがある。ここからが本当の勝負の時だと思います」と、前人未到の5連覇が懸かる東京五輪挑戦を明言している。

 来年6月の全日本選抜選手権でも優勝すれば19年世界選手権代表に決まり、世界選手権でメダルを獲得すれば2020年東京五輪代表に内定する。

 【レスリングの東京五輪への道】 全日本選手権と来年6月の全日本選抜選手権で優勝した選手が19年世界選手権代表に決まる。両大会で優勝者が異なる場合は代表選考プレーオフが行われる。世界選手権でメダルを獲得した選手は東京五輪代表に内定する。

伊調馨復活V「まだまだ伸びしろ」東京五輪へ大前進

伊調馨復活V「まだまだ伸びしろ」東京五輪へ大前進

女子57キロ級決勝 川井(手前)に勝利し優勝を決め、雄たけびを上げながらガッツポーズする伊調(撮影・鈴木みどり)

(日刊スポーツ)

<レスリング:全日本選手権>最終日◇23日◇東京・駒沢体育館◇女子57キロ級ほか

女子57キロ級の伊調馨(34=ALSOK)が、オリンピック(五輪)5連覇を目指す20年東京大会へ大きく前進した。

同級世界女王でリオ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(24=ジャパンビバレッジ)と決勝で対戦。前日の予選リーグでは敗れたが、同じ相手に敗れることはなかった。

試合後、伊調は「厳しい戦いになるのはわかっていた。最後(ポイントが)取れて良かったです。」と振り返った。前日22日の予選で川井に敗れた後、東京五輪を目指すことを明言。見事に復活の優勝を遂げた。「まだまだ。自分の中では伸びしろというか、まだ上げていけると思う」と話した。

東京五輪代表になるには来年9月の世界選手権でメダル獲得が最短。前回リオ五輪前の15年世界選手権では、女子6階級中5階級の五輪代表が決まっている今大会と来年6月の全日本選抜に連勝すれば、世界選手権代表に決定両大会の勝者が違う場合は、プレーオフが行われる。伊調は「6月に向けて上げていきたい。その先に東京五輪があればいいと思います」。復活Vの先に東京五輪への道筋がはっきり見えた。

伊調 残り10秒で底力逆転!五輪金メダリスト対決制し復活V 東京五輪へ「まだ上げていける」

伊調 残り10秒で底力逆転!五輪金メダリスト対決制し復活V 東京五輪へ「まだ上げていける」

<全日本レスリング選手権>女子57キロ決勝で終了直前、一瞬のスキを突いて伊調(左)が逆転勝利(撮影・篠原岳夫)

(スポニチアネックス)

 ◇レスリング全日本選手権最終日(2018年12月23日 東京・駒沢体育館)

 レスリングの全日本選手権最終日が23日、東京・駒沢体育館で行われ、女子57キロ級決勝で、五輪4連覇の伊調馨(34=ALSOK)が16年リオ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(24=ジャパンビバレッジ)と対戦。金メダリスト対決を制して3年ぶり13度目の優勝を果たした。

 1次リーグ初戦では川井梨に敗れていたが、決勝の舞台で見事にリベンジしてみせた。第1ピリオドで場外に出されて1点を先行され、第2ピリオドでもアクティビティータイムを守り切られて1失点。2点のビハインドを背負った。ここからアクティビティータイムを守り切って1点を返し、残り10秒で底力を発揮。川井梨の右足を取り、尻もちをつかせると一気にバックを取って2点を奪取し、大逆転勝利した。

 試合後、伊調は「厳しい戦いになるっていうのは分かっていた。最後取れてよかったです」と試合を振り返った。ブランクを乗り越えての優勝に「本当に久々の緊張感の中で、たくさんの方に“楽しんでレスリングやれ”ってアドバイスいただいてノビノビやろうと思ってマットに上がりました」とし、今後については「まだまだ自分の中では伸びしろがあるっていうか、まだまだ上げていけると思っているのできょうの課題を生かして頑張ります。まずはきょうの戦いの反省をしっかりして(来年)6月に向けてここからどんどん上げていきたいと思いますし、その先に東京五輪が見えてくるといいなあと思います」と話した。

 4連覇を達成したリオ五輪後は現役続行か引退かの判断を保留。その後、元強化本部長の栄和人氏によるパワハラ問題が発覚した。第三者委員会によって伊調も被害を受けていた1人として認定を受けた。周囲が騒がしい中、春頃から試合を見据えた練習をスタート。ブランクを乗り越えるべく準備を重ね、思い悩んだ末に現役続行を決め、10月の全日本女子オープン選手権で2年ぶりに復帰。優勝して今大会の出場資格を獲得していた。

 今大会に優勝したことで、来年6月の全日本選抜選手権で優勝すれば、世界選手権の代表に内定する。そして、世界選手権でメダルを獲得すれば東京五輪代表に決まる。五輪金メダリスト対決に勝ち、優勝という最高の結果を手にした伊調が五輪5連覇につながる一歩を力強く踏み出した。
 
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伊調選手の強さは、別格です。あれだけの大騒動の渦中にありながら、長いブランクを抱えながら、全日本優勝。信じられない快挙です。
 
こうなれば、ぜひとも6月の全日本選抜選手権で優勝し、世界選手権でもメダルを獲ってもらって、東京五輪での5連覇を達成してもらいたいものです。プレッシャーは半端ないでしょうが、伊調選手ならやってくれるものと信じます。
 
伊調選手にとって、2019年がよい年になりますように。

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