初演から200年ですか。飽きぬ名曲です。
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「きよしこの夜」を生んだオーストリアの村、初演から200年をお祝いへ
オーストリア・オーベルンドルフの礼拝堂にある、「きよしこの夜」の作曲者フランツ・クサーバー・グルーバー氏を描いたステンドグラス(2003年12月10日撮影)。(c)AFP/JOE KLAMAR
【AFP=時事】世界で最も有名なクリスマスキャロルの一つ「きよしこの夜」は、今年のクリスマスイブに初演から200年を迎える。24日には、まさにちょうど200年前に「きよしこの夜」が初めて演奏されたオーベルンドルフ村の礼拝堂で記念行事が行われる予定だ。
ザルツブルク近郊にある同村の観光所長を務めるクレメンス・コンラート氏は、いつもならクリスマスイブの来訪客は3000〜4000人だが、今年は約6000人を見込んでいるとAFPに語った。
世界的に知られ、300の言語や方言に翻訳されるまでになった「きよしこの夜」の起源は、ナポレオン戦争後の貧困に苦しんでいたオーベルンドルフの村人たちを癒やそうと考えたヨゼフ・モール司祭が1816年に書いた6行詩という、つつましやかなものだった。
その2年後にモール司祭は、教師や聖歌隊の指揮者、オルガン奏者を務めていた友人のフランツ・クサーバー・グルーバー氏に、その詩に曲を付けてほしいと依頼。「きよしこの夜」は1818年12月24日、オーベルンドルフ村のつましい礼拝堂に集まった、信者である労働者とその家族たちの前で初めて演奏された。
それから40年近くが過ぎた1854年、グルーバー氏は「きよしこの夜」の起源について記した著書の中で、この歌を初めて演奏した時、礼拝の参列者たちは皆この歌を受け入れてくれたと回想している。
その後、「きよしこの夜」は「ライネルシンガーズ」や「シュトラッセルシブリングス」という移動楽団がレパートリーに加え、欧州各地や米国などで披露したことから、オーストリア国外でも知られるようになった。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は24日にオーベルンドルフ村で開かれる200年記念礼拝には出席できないにしても、好きなクリスマスキャロルは「きよしこの夜」だと公言している。
観光所長のコンラート氏によれば、今年は訪問先にオーベルンドルフ村を組み込んだツアーも多く、スリランカや日本からの訪問客がいたという。 【翻訳編集】AFPBB News
【ウィーン共同】世界各地で親しまれている聖歌「きよしこの夜」が今年のクリスマスに生誕200年を迎えるのを前に、歌が生まれたオーストリア西部オーベルンドルフで25日、記念式典が開かれた。オーケストラが聖歌を奏で、曲の200年を振り返る動画などが上映された。
「きよしこの夜」は司祭のモーアが作詞、教師兼オルガン奏者のグルーバーが作曲し、1818年のクリスマスにオーベルンドルフの教会で初披露された。
ウィーンなど国内各地でも演奏会が計画され、クリスマスイブにはオーベルンドルフでコンサートが予定されている。
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未来永劫歌い継がれるものと信じます。
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