とうとう、その日が来たようです。
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宮崎駿監督、引退へ「創造の10年」終わった?(読売新聞) - goo ニュース
2013年9月2日(月)00:40
【ベネチア=近藤孝】日本を代表するアニメーション映画の宮崎駿(はやお)監督(72)が、現在公開中の最新作「風立ちぬ」をもって映画製作の一線から引退することが1日、明らかになった。
同作品が出品されている第70回ベネチア国際映画祭での記者会見で、映画を製作したスタジオジブリの星野康二社長が発表した。長編映画の監督は 「風立ちぬ」が最後となるとみられる。6日、宮崎監督本人が日本で記者会見を開く予定。宮崎監督はこれまでも引退を示唆したことがあったが、ジブリが公式表明するのは初めて。
引退理由は明らかにしていないが、星野社長は「『風立ちぬ』の中で創造的な期間は10年しか続かないという意味のせりふがあるが、宮崎さんは『自分の10年はとっくに終わっている』と語っていた」と話した。
宮崎駿監督『風立ちぬ』を最後に引退 スタジオジブリ社長が発表(クランクイン!) - goo ニュース
2013年9月2日(月)00:35
イタリア現地時間9月1日(日)13時、ベネチア国際映画祭で日本から唯一のコンペティション部門出品作である『風立ちぬ』公式記者会見が行われ、スタ ジオジブリ星野康二代表取締役社長、『風立ちぬ』でヒロイン・菜穂子の声を演じた瀧本美織が出席。その会見最後、星野社長は宮崎駿監督が引退することを発 表した。
世界中に愛されている宮崎駿監督作ということもあり、記者席約270席ある公式会見場は、各国ジャーナリストも集まり大盛況となった。
そこで星野社長は宮崎駿監督の進退について、以下のコメントを発表した。
「ベネチア映画祭には過去に何度も招待して頂きました。宮崎駿はリド島がとても好きです。世界に大変友人の多い宮崎駿に関しての発表をこの場でさせて頂き ます。『風立ちぬ』を最後に、宮崎駿監督は引退することを決めました。来週、宮崎駿本人による記者会見を東京で開きます。したがいまして、引退に関する質 問は一切受けるできないことを了承頂ければと思います。くれぐれも皆さんによろしくということです」。
7月20日(土)の公開以来、 公開約1ヵ月過ぎて早くも観客動員万人640万人、興行収入80億円を突破し、日本全国でブームを巻き起こしている『風立ちぬ』。その絶好調のなか、発表と なった宮崎駿監督の引退。今後予定されている記者会見で、監督の口から何が語られるのか注目したい。
電撃発表!宮崎駿監督引退…6日会見で経緯説明(サンケイスポーツ) - goo ニュース
2013年9月2日(月)07:03
【ベネチア1日】アニメ界の巨匠、宮崎駿監督(72)が引退することが1日、イタリア北部で開催中の第70回ベネチア国際映画祭で電撃発表された。コンペ部門出品作「風立ちぬ」の公式会見で明かされ、突然のことに各国記者はあぜんとした表情を見せた。日本歴代1位の興行成績を誇る「千と千尋の神隠し」(2001年、興行収入304億円)をはじめ、国内外で高い評価を受ける重鎮の決断。監督は6日に都内で会見を行い、自らの口から経緯を説明する。
「『風立ちぬ』を最後に宮崎駿監督は引退することを決めました」
公式会見終了間際、スタジオジブリ代表取締役社長、星野康二氏(57)の口から衝撃の言葉が飛び出した。
2005年に優れた映画人に贈られる栄誉金獅子賞に輝くなど、縁が深いベネチアでの電撃発表。米アカデミー賞長編アニメ賞受賞作「千と千尋の神隠し」をはじめ、世界でも熱狂的なファンを持つだけに、各国記者は信じられない表情だ。
実は1997年の「もののけ姫」以来、これまでも体力的な限界から何度か引退を示唆。が、映画がヒットする度、子供たちに夢を見せ続けたいと踏みとどまってきた。
当初は、過去最多の17万枚の作画を描き上げた前作「崖の上のポニョ」が“最後の長編”の予定だったが、興行で前々作「ハウルの動く城」に及ばなかったこともあり、「もう1本」と決断。そして挑んだのが、零戦設計者、堀越二郎を描いた「風立ちぬ」だった。
数々の作品で戦争の愚かさを描いてきた監督が、実在の人物を通し、そのテーマと真っ向から向き合った作品。新たな挑戦はファン層を広げ、7月20 日に封切られた同作は、先月26日発表時点で興収80億円を突破した。集大成ともいえる作品が成功したことで、一つの区切りと感じたようだ。初めてジブリ の社長が監督の引退を明言したことからも、宮崎監督の本気度がうかがえる。
1979年の監督デビュー作「ルパン三世 カリオストロの 城」以来、35年近くにわたる映画監督生活にピリオドを打つ宮崎監督。代表作「千と千尋 -」は日本で前人未到の大ヒット、ベルリン国際映画祭ではアニメ史上初の金熊賞(最高賞)を受賞するなど、数々の金字塔を打ち立ててきた。これまで手がけ た長編映画は11本。「風立ちぬ」の現時点での興収も含めれば、累計興収は1000億円以上も稼いだ計算になる。
創作意欲は衰えていないだけに、引退は惜しまれるところ。詳細は6日に宮崎監督が会見で説明するが、どんな発言が飛び出すのか。また、7日(日本時間8日)に発表される最高賞、金獅子賞で有終の美を飾れるか。日本のみならず世界中の注目を集めそうだ。
宮崎駿監督、引退表明 6日に東京で会見へ(ORICON STYLE) - goo ニュース
2013年9月2日(月)00:13
最新作『風立ちぬ』が大ヒット中の宮崎駿監督(72)が“引退”を表明した。『第70回ベネチア国際映画祭』(8月28日~9月7日)に参加するため、 イタリア・リド島に滞在中のスタジオジブリ・星野康二社長が現地時間1日、午後1時過ぎより行われた公式会見の最後に明かした。宮崎監督は6日に東京都内 で正式な会見を開く。
星野社長は「ベネチア映画祭には過去に何度も招待していただきました。宮崎駿はリド島がとても好きです。世界にたいへん 友 人の多い宮崎駿に関しての発表をこの場でさせていただきます。『風立ちぬ』を最後に、宮崎駿監督は引退することを決めました。来週、宮崎駿本人による記者 会見を東京で開きます。したがいまして、引退に関する質問は一切受けることができないことを了承いただければと思います。くれぐれも皆さんによろしくとい うことです」と宮崎監督の“引退”に言及。
今年の『ベネチア映画祭』コンペティション部門に、日本から唯一の出品作となった『風立ちぬ』。世界中に愛されている宮崎監督の5年ぶりの新作ということもあり、約270席用意された公式会見場「パラッツォ・デル・カジノ」には、各国ジャーナ リストが集まり大盛況。突然の“引退”表明に会場はどよめいた。
公式会見には星野社長と共に、ヒロイン・菜穂子の声を演じた女優の瀧 本 美織が出席。瀧本は「ボンジョルノ。ピアチェーレ(はじめまして)。イオ・ソーノ・ミオリ・タキモト」とイタリア語であいさつし、「宮崎監督は世界中から 愛されていて、会えるだけでうれしかったのですが、菜穂子という役を頂き全力で演じました。映像、台本を見て、生きるのにつらい時代なのに、二郎さん、菜穂子さんらがいきいきと生きている姿に、同じ日本人として勇気をもらえました」などと話していた。
同映画祭とスタジオジブリ作品のか か わりは、2004年の第61回に宮崎駿監督の『ハウルの動く城』がコンペティション部門に初選出され、宮崎駿監督とスタジオジブリに対して「オゼッラ賞」 が贈られたほか、2005年の第62回では優れた作品を生み出し続けている監督として、宮崎駿監督が「栄誉金獅子賞」を受賞。2006年の第63回では宮 崎吾朗監督『ゲド戦記』が特別招待作品として公式上映。2008年には宮崎駿監督『崖の上のポニョ』がコンペティション部門に選出され「ミンモ・ロッテラ 財団賞」を受賞している。
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仕方ない決定でしょう。寂しい思いもしますが、多くの傑作を残してくれたわけですから、ご苦労様でしたと感謝させてもらいます。そして、もしまた宮崎監督が作りたくなったら、いつでも戻ってくればよいのですから。
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