七連覇で、七冠維持!本当に立派です。
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囲碁の第73期本因坊戦7番勝負の第5局は6月30日と7月1日、福島県会津若松市で打たれ、井山裕太本因坊(29)が228手で挑戦者の山下敬吾九段(39)に白番中押し勝ちし、対戦成績4勝1敗で7連覇を達成、全七冠を堅持した。
井山本因坊は昨年10月、名人を奪還して2度目の全七冠独占を達成。今回は王座、天元、棋聖、十段に続く五つ目の防衛となった。次の防衛戦は碁聖戦5番勝負で、挑戦者の許家元七段(20)が先勝しており、6日に第2局が行われる。
また、井山本因坊は七大タイトルの通算獲得数が41となり、趙治勲名誉名人が持つ最多記録の42にあと一つと迫った。
福島県会津若松市の旅館「今昔亭」で、6月30日から打たれた第73期本因坊決定戦七番勝負第5局(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催、大和証券グループ協賛、福島民報社など協力)は1日午後7時6分、本因坊文裕(もんゆう)(29)=井山裕太九段=が挑戦者の山下敬吾九段(39)に228手で白番中押し勝ちし、4勝1敗でタイトルを防衛、7連覇を達成した。残り時間は山下3分、文裕15分。
文裕は初戦を落としたが、第2局以降は4連勝した。これで昨年10月に復帰した7冠を維持した。
本因坊戦7連覇と通算在位7期は、故・二十三世本因坊栄寿=坂田栄男九段=と並び、史上3位タイの記録。7大タイトルの通算獲得数は41期となり、二十五世本因坊治勲=趙治勲九段=が持つ最多記録の42期まで、あと1期に迫った。【最上聡】
◇よく積み重ねた
本因坊文裕の話 毎局ぎりぎりのところを結果的にものにすることができて、大きな自信になった。(7連覇は)よくここまで積み重ねられたというのが正直なところ。防衛を機に、少しでも成長したい。
◇後半のミス多く
山下敬吾九段の話 七番勝負の中盤まではうまく打てていたものもあったが、後半のミスが全体を通して多く、それがだめだった。得たものや反省する点がいろいろある。またこういう舞台に戻ってきたい。
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次の目標は、高川格九段の九連覇であり、それを達成したら趙治勲二十五世本因坊の十連覇、それも達成できたら、二十五世本因坊の通算12期を破ってもらいたいものです。まだまだ先は長いですが、井山七冠なら、それも可能でしょう。
そして、悲願の世界戦制覇も、ファンとしては期待してしまいます。
大変でしょうが、頑張ってもらえればと願う次第です。
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