とうとうインフルエンザが、流行してきました。用心です。
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厚生労働省は9日、全国約5千カ所の医療機関から昨年12月24〜30日に報告されたインフルエンザの患者数が1医療機関当たり11.17人となり、注意報レベルとされる10人を超えたと発表した。年末年始の人の移動や学校再開などで、患者はさらに拡大している恐れもある。
国立感染症研究所によると、昨年12月24〜30日に全国の医療機関を受診した患者は約44万6千人と推計され、前週(約31万3千人)より約13万3千人増加した。都道府県別で1機関当たりの患者数が多かったのは、北海道(32.07人)▽愛知(30.45人)▽岐阜(20.33人)▽熊本(14.53人)▽三重(13.68人)▽福岡(13.59人)−の順。43都道府県で前週よりも増えた。
直近5週間の検査では平成21年に新型として流行したA型の患者が最も多く、A香港型、B型が続いた。
厚労省は、せきやくしゃみが出る人はマスクをして感染拡大を防ぐよう、注意を呼び掛けている。
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手洗い、うがい、マスク着用は、必須でしょう。
予防接種を受けていない貧乏英語塾長、恐怖です。
毎年必ず目にする報道でインフルエンザに限らず一般的な風邪にも抗生物質は無効で無駄というものがありますね。
ウイルス感染と細菌感染の違いくらい理解しろとのことですが、私は風邪をひけば細菌感染も起こしていることが少なくないので抗生物質処方に疑問はありません。
処方の無駄ならもっと無駄なものがいくらでもあります。
面白いのが米国エール大で風邪にも抗生物質が一定の効果という報道に触れた際に、米エール大であっても、その論の公表者は岩崎明子さんという日本人教授でした。
確かに米国人と比べ日本人は抗生物質の信頼性が高く、逆に米国はアスピリンからオピオイドまで解熱や痛み止めを多用しますね。
これは医学でなく文化や民族性が大きく関与しており、それを無視して医学論のみで言及しても理解は得られないことを医学者は理解すべきでしょうね。