大したものです。頭が下がります。
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【ニューヨーク時事】米欧メディアによると、米国人の冒険家、コリン・オブラディさん(33)が26日、世界で初めて無支援での南極大陸の単独横断に成功した。クロスカントリースキーを履き、荷物を載せた約180キロのそりを引きながら、約1500キロを54日間かけて踏破した。
オブラディさんは11月3日、英国軍人のルイス・ラッドさん(49)との大陸横断レースをスタート。オブラディさんは12月12日に南極点に到達し、最後は32時間休みなく120キロを一気に駆け抜けた。
南極の単独横断は1996〜97年にノルウェー人の探検家、ボルゲ・オウスラントさんが成功しているが、その際はたこによる風の推進力を受けていた。
オブラディさんの成功に、米紙ニューヨーク・タイムズは1911〜12年に繰り広げられた「ノルウェーのアムンゼン隊と英国のスコット隊の南極点到達レースに匹敵する偉業」とたたえている。
米冒険家、世界初の単独・無支援の南極横断に成功 約1500キロ踏破
【AFP=時事】(写真追加)米国人の冒険家コリン・オブレイディーさんが26日、世界で初めて南極大陸を単独で支援も受けずに横断することに成功した。54日間かけて南極の北から南へ約1500キロを踏破した。米紙ニューヨーク・タイムズは「極地の歴史で最大級の偉業」とたたえた。
オブレイディーさんと英国人の陸軍大尉ルイス・ラッドさんは11月3日、世界初の単独・無支援の南極横断成功者の座をかけて、別々にユニオン氷河を出発した。
南極の単独横断にはノルウェー人の探検家ボルゲ・オウスラントさんが1996〜97年に成功しているが、移動はたこによる風の推進力を利用していた。今回、2人はクロスカントリースキーを履き、荷物を載せた約180キロのそりを引きずりながら、凍った大地の上を南下していった。
オブレイディーさんは出発から40日目の12月12日、南極点に到達。そして26日、最終地点であるロス棚氷にたどり着いた。ラッドさんはオブレイディーさんのペースに1〜2日ほど後れを取っていた。
オブレイディーさんの挑戦は全地球測位システムで追跡され、自身のウエブサイト「colinobrady.com」上で毎日更新された。
オブレイディーさんは自身のインスタグラムに、朝食をとっている時に、最後の行程を一気に踏破する決心をし、約120キロを32時間かけて歩き切ったと明かした。
「朝食のオートミールのためにお湯を沸かしていると、あり得ないような疑問が頭に浮かんだ」「ゴールまで、休まずに一気に突き進むことはできるだろうか、とね」
ニューヨーク・タイムズはオブレイディーさんの達成について、1911年にノルウェーのロアルド・アムンゼン隊と英国のロバート・ファルコン・スコット隊が繰り広げた「南極点到達レース」に匹敵する偉業だと称賛した。 【翻訳編集】AFPBB News
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南極は、難局です。そこを54日間で独力単独で横断するというのでも圧倒されるのに、32時間歩き続けてフィニッシュを迎えたというのには開いた口がふさがりません。日本でも、32時間歩き続けるのは至難の業です。少なくとも、貧乏英語塾長には不可能なことでしょう。
自分ができないことをする人は、尊敬の対象。オブレイディーさんには、拍手を送るしかありません。
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