今年も、嫌な黄砂が中国からやってくる季節となりました。
**********
2017年5月4日、北京市気象台は砂嵐の「青色警報」を発令し、未明から日中にかけて視界が低下すると注意を呼び掛けた。京華時報が伝えた。
市の環境保護局によると、午前4時には市内全域で粒子状物質(PM10)の濃度が最悪の「厳重汚染」レベルに達し、ほとんどの観測点で大気1立方メートル当たり1000マイクログラムを超えた。(翻訳・編集/柳川)
中国・北京市は4日、内モンゴル自治区方面から飛来した黄砂に覆われた。北京市気象台は同日早朝、今年初となる黄砂に関する警報を発令。中国メディアによると同市は2015年4月以降で最も深刻な砂ぼこりに見舞われた。
この日、北京市内は黄色がかった霧に覆われたような状態が続き、視界が悪くなった。黄砂は大気汚染を引き起こし、市内では粒子状物質「PM10」の濃度が1立方メートル当たり2000マイクログラムを超える観測地点が続出。世界保健機関(WHO)が定める環境基準値(年平均)の百倍に達し、街中ではマスクをした人の姿が目立った。 (北京 西見由章)
中国大陸から偏西風に乗って飛来する黄砂。毎年3〜5月は偏西風が強く、量が多くなる。黄砂は花粉よりも粒子が細かく、喉や気管支に入り込むと、アレルギー症状が悪化するケースがあることが近年分かってきた。ぜんそくやアレルギー性鼻炎の患者らに対し、医師は▽マスクをする▽洗濯物は部屋干しする−などの対策を呼び掛けている。
黄砂はゴビ砂漠やタクラマカン砂漠など中国大陸の乾燥地帯で舞い上がった砂が、上空の風で運ばれてくる現象。黄砂自体はアレルギー物質ではないが、気管支ぜんそくや花粉症などアレルギー性鼻炎の悪化につながる。黄砂の主成分である二酸化ケイ素をはじめ、黄砂の粒子にくっついてくる細菌や真菌、大気汚染物質などがアレルギー反応を強めるという。
福井県済生会病院(福井市)の呼吸器を専門とする白崎浩樹内科部長は「黄砂の粒は花粉よりも小さいので気管支に侵入しやすい。ぜんそくの患者の20%が悪化するとみられている」と話す。花粉症の症状のあるぜんそくの患者は特に悪化しやすいという。
また、黄砂シーズン中は小児ぜんそくの発作による入院が増加するとのデータがある。中国や韓国では心血管疾患、脳卒中、心筋梗塞の患者が増えるという報告もある。
対策としては花粉症と同様に▽外出時はマスクをする▽窓やドアの開閉を控える▽洗濯物は部屋干しにする▽室内では空気清浄機を使用する▽帰宅時には髪や衣服を払う▽うがい、手洗いの励行▽外出そのものを控える−などが有効だ。
**********
単なる黄砂だけならまだしも、大量の有害物質を伴って日本海を渡ってくるのですから、始末に負えません。
天気予報によると、6日は雨が降って大丈夫ですが、7日は晴れるので、関東地方まで黄砂が飛んでくる可能性があるとか。タバコの煙だけでも御免被りたいのに、大汚染黄砂がやってくると考えるだけで憂鬱になります。
本当に、中国といい、北朝鮮といい、韓国といい、ロシアといい、厄介なものばかりを飛ばしてくるすばらしい隣国ばかりです。
++++++++++
3日から始まった当英語塾INDEC恒例「ゴールデンウィーク特別講座」も、今日が最終日です。
2日間、朝から晩まで10時間ほど、勉強してきた会員諸君は疲労困憊状態です。
それも、今日が最後。
きっと最後の力をふり絞って、元気にやってくれることでしょう。
何度も申し上げますが、大きな夢と希望をかなえたければ、努力しかありません。
しかも、英語力は勉強すればするほど伸びるのです。
英語勉強家のみなさん、残りの連休は、しっかりと勉強しましょう。
いずれ、何倍にもなって返ってくるのですから。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます