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知事選、不戦敗だらけの与党・民主党

2011年03月25日 07時46分44秒 | 時事放談: 国内編

都知事という重要な首長選挙なのに、政権与党の姿がありません。

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都知事選、民主党内から「与党の面目丸つぶれ」(読売新聞) - goo ニュース

2011年3月25日(金)06:48

 東京都知事選は、都議会の自民、公明両党が現職の石原慎太郎氏を推薦し、都議会民主党が外食大手「ワタミ」の創業者、渡辺美樹氏の支援に回り、形の上では与野党対決の構図となった。

 ただ、独自候補の擁立に失敗した民主党の傷は大きく、都知事選への関与を避けるムードが漂う

 渡辺氏の出陣式と第一声には都議会民主党幹部らが駆けつけたが、国会議員の姿はなかった。長島昭久・同党都連選挙対策委員長は「地震対策が忙しい。誰かをやるということはない」と、党本部としては自主投票で臨む立場を強調した。

 民主党は石原氏に対して「対立軸を出す」(菅首相)としてきたが、党勢低迷の影響で候補者を見つけられず、都議会民主党が渡辺氏に後から乗った格好で、党内では「候補者を擁立できなかった段階で我々は敗北したも同然だ。与党の面目丸つぶれだ」(中堅議員)と後ろ向きの声が漏れる。

 都知事選で、時の与党が党本部として支援する候補を明確にしないのは極めて異例のことで、輿石東参院議員会長は24日の記者会見で、「政権与党の立場にありながら、首都東京で独自候補を擁立できなかったのは残念」と語った。

 一方、自民、公明両党は石原氏への推薦を都議会レベルにとどめたが、実質的には全面支援に回る。石原氏の長男の石原伸晃自民党幹事長は24日、父親の出陣式に出席し、「全力で支援したい」と強調した。自民党幹部は「首都決戦は統一地方選すべてに影響する。石原氏の勝利で弾みを付けたい」と意気込んでいる。

知事選、民・自対決は北海道・三重だけ(朝日新聞) - goo ニュース

2011年3月24日(木)11:09

 第17回統一地方選は24日、12都道県知事選が告示され、幕を開けた。投開票日は4月10日。民主党は政権獲得後初の統一選になるが、自民党とぶつかるのは北海道と三重だけで、2大政党の対決型は前回の五つから半減残る10選挙は不戦敗か自民との事実上の相乗りで、政権党の低迷が際立つ。東日本大震災の爪痕が生々しく残っているだけに、「防災」「エネルギー」が論点に浮上するほか、各党や各候補が「自粛」ムードに包まれる異例の選挙戦となりそうだ。

 首都の顔を決める東京都知事選は、小池晃氏を推薦する共産党以外、政党の姿はかすんでいる。自民、公明は石原慎太郎氏を都議会の会派が推薦するにとどめた。民主は独自候補擁立を断念。都議会会派が渡辺美樹氏を応援するが、推薦より弱い「支援」だ。

 民主の不戦敗は東京だけでなく、奈良、島根、大分の計4都県に及んだ。前回の6県より減ったが、首都決戦で土俵にすら上がれないのは痛手だ。

 現職の突然の引退で混戦になった神奈川では、黒岩祐治氏に自民県連が出馬を要請したのは告示日の半月前。それに民主県連、公明党県本部も乗った。民主、自民が事実上相乗りするのは福井、鳥取、徳島、福岡、佐賀も含めて計6県。前回の2県に比べて大幅に増えた

 有力候補の「政党隠し」も目立つ。奈良、鳥取、徳島、大分の現職は初当選時は自民の推薦を得たが、今回は受けていない

 知事選は当初13予定されていたが、震災被害が甚大だった岩手は延期された。

 告示日恒例の街頭での党首級の「第一声」を取りやめる党が相次いだ。

 民主は震災対策に専念するため、閣僚の選挙応援を見送る方針。岡田克也幹事長は国会内で告示日を迎え、記者団に「震災対策に全力を挙げる」と語った。

 自民党の谷垣禎一総裁は第一声を自粛し、代わりに党本部で記者会見を開く。河村建夫選挙対策局長は「東日本は4月は自粛ムード。でも、西日本は逆に元気を出していこうと盛り上げる必要もある」と語る。

 公明党の山口那津男代表は「第一は防災対策の強化を提案していく」などとする談話を発表し、宮城県の視察に向かった。

 みんなの党の渡辺喜美代表や社民党の福島瑞穂党首も第一声をとりやめた。

 共産党は「選挙活動を自粛することは、有権者の冷静で正確な選択を妨げる」(市田忠義書記局長)として第一声を行った。志位和夫委員長は、東京・新宿で「防災の街づくり」を訴えた。

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 自粛、自粛と言っていますが、こればかりは「選挙活動を自粛することは、有権者の冷静で正確な選択を妨げる」という共産党の位置だ書記局長の言葉が正解。こういうときだからこそ、きちんとこれからのビジョンについて、候補者や応援政党の生の声を聞きたいものです。

その意味では、各地で独自の知事候補を擁立できなかった民主党というのは、政党としてその未熟さを露呈したわけで、それだけで政権与党としての資格を失ったと言えます。

しかし、それも当然。今回の民主党政府による地震対策を見ても、すべて後手後手。これが民主党の実力。有権者は、前回の総選挙のような「ひとつ試してみよう」的な愚かな投票行動をやめて、冷静な判断を下さないといけません。

それにしても、渡邉美樹氏が民主党の「支援」を受けたのは、残念。完全に無所属でがんばってくれるものだと信じていたのに。


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