凄い「民間の収集家」がいたものです。
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【ベルリン時事】14.62カラットのブルーダイヤモンドが18日、スイス・ジュネーブで競売商クリスティーズのオークションに掛けられ、約5684万スイスフラン(手数料込み、約63億円)で競り落とされた。クリスティーズによれば、競売で落札された宝石の額としては過去最高。
ロイター通信によると、競売には電話で2人が参加し、約20分で競り落とされた。落札者の名前は明らかにされていない。希少価値が高い「ビビッドブルーダイヤ」に分類されるものとしては競売史上最大だとして注目を集めていた。
競売大手のクリスティーズは18日、大粒のブルーダイヤモンドがスイス・ジュネーブで競売にかけられ、約5750万ドル(約63億円)で競り落とされたと発表した。同社によると、25分ほどで競り落とされ、競売にかけられた宝飾品の落札価格としては過去最高額に達した。落札者は「民間の収集家」としか明らかにされていない。
AP通信によると、このダイヤモンドは「オッペンハイマー・ブルー」と呼ばれる14・62カラットの逸品。ダイヤモンド生産販売会社デビアスの経営に長く携わった故フィリップ・オッペンハイマー氏がかつて所有していたことにちなんだ名前だ。ブルーダイヤモンドは希少価値が高いとされる。
クリスティーズによると、これまでの過去最高は昨年11月に落札されたブルーダイヤで、約4600万ドル。今回は、事前想定の最高落札価格を2割以上も上回る金額だったという。(ジュネーブ=松尾一郎)
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63億円!宝石にまったく関心がない野暮な貧乏英語塾長には、「酔狂な」という言葉しか思いつけません。でも、こういう人がいるから、世界の経済は回るのでしょうね。
うらやましくはないけれども、その勇気と執念に脱帽です。
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