意外と、真っ暗ではない状況で眠っているかもしれません。
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寝室明るいと「うつ」のリスク リズム乱れ心の不調に?
朝日新聞 2017年8月21日11時34分
夜眠るときに部屋が明るいと、うつの症状につながりやすくなるとする調査結果を、奈良県立医科大の研究チームがまとめた。明るいことで眠りの質が落ちて体のリズムが乱れるなどして、心の不調につながっているらしい。世界的にも珍しい調査で、結果は米国の疫学専門誌電子版で速報された。
奈良県明日香村や香芝市などに住む60歳以上の男女863人の協力を得て、2010年から14年にかけて寝室にセンサーを設置。寝床に入ってから出るまでの明るさを計測した。健康などに関する質問にもこたえてもらい、その後の経過を2年間ほど追った。
期間中、寝室が「暗め」(平均0・4ルクス)だった710人のうち52人、「明るめ」(同12・4ルクス)だった153人のうち21人が、新たにうつ症状を発症した。年齢や性別、世帯収入などが影響しないよう調整して分析すると、「明るめ」の人たちは「暗め」の人たちの約1・9倍、うつ症状を起こしやすかった。
研究チームによると、30センチ離れた場所でろうそくをともした程度の明るさが10ルクスほどだといい、明るめのグループの平均はこれに近い。寝室の照明以外にも、寝床に入ってからの読書用の電灯や、遮光が足りず窓から差し込む朝日なども、うつ症状に影響している可能性があるという。
体内時計とも呼ばれる体のリズムは、夜に光を浴びると乱れることが知られている。チームの大林賢史講師は「眠るときは、暗すぎて転倒しない程度に明かりを落とすようにしてほしい」と話す。(編集委員・田村建二)
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気をつけないといけないのは、テレビをつけっぱなしで寝ることでしょう。かなり明るいですからね、テレビは。
貧乏英語塾長の場合は、真っ暗でないと眠れない性質なのですが、大画面で映画を観ている最中に眠ってしまうことが多いので、反省です。知らず知らずのうちに、うつっぽくなっているのかもしれません。気をつけないと。
夜は、夜らしく、真っ暗で眠る。しっかり守りたいものです。
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