どうして日本人は、こんなに自殺するのでしょう。昨年も毎日100人近くが自殺しているのです。嗚呼。
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自殺13年連続で3万人超、背景に労働環境悪化(読売新聞) - goo ニュース
2011年3月3日(木)10:34
警察庁は3日、昨年1年間の全国での自殺者は、前年を1155人(3・5%)下回る3万1690人だったと公表した。
13年連続で3万人を超えた。「就職失敗」「職場の人間関係」「仕事の失敗」の死者数が、動機別の統計を取り始めた2007年以降で最悪となり、労働環境の厳しさがあらわになった。同庁の自殺統計は例年5月頃に公表されていたが、早急に自殺防止策を検討するため、今年は約2か月前倒しした。
年齢別では、50歳代が5959人(前年比8・2%減)と最多で、70歳代(0・1%増)を除く各世代が前年を下回った。
自殺者のうち動機(1人につき三つまで)を特定できたのは2万3572人。うつ病などの健康問題が1万5802人(0・4%減)で最多となった。
経済・生活苦の自殺1割減=「事業不振」「50代」が改善―仕事、家庭問題は最多(時事通信) - goo ニュース
2011年3月3日(木)11:03
警察庁は3日、2010年に自殺した3万1690人の動機や年齢などの調査結果を発表した。経済や生活の問題を理由にした自殺が前年より1割超減少し、年代別では50代が大幅に減った。一方で、仕事や家庭の問題で自殺した人は増え、過去最多だった。
昨年の自殺者は前年を1155人(3.5%)下回り、自殺者が3万人を超えた1998年以降、2番目に少なかった。
同庁は、遺書や生前の言動などが確認できた2万3572人について、動機を52項目に分類。自殺は複合的な要素が絡むケースが多く、三つまで理由を選んだ。
経済状況や生活が理由だったのは11.2%減の7438人。「多重債務」(19.9%減)、「事業不振」(15.6%減)の減少が目立ち、経済・雇用情勢は改善しつつある現状がうかがえた。
自殺3.1万人に微減 経済苦減り就職・育児の悩み増加(朝日新聞) - goo ニュース
2011年3月3日(木)15:00
警察庁は3日、2010年の全国の自殺者総数の確定値を発表した。総数は1月に発表した速報値より130人多い3万1690人。13年連続で3万人を超えたが、前年比では3.5%減で、9年ぶりに3万1千人台に下がった。男女比は男性7割、女性3割で依然として男性が多い。
確定値のまとめにあたり、警察庁は自殺者の内訳の分析を加えた。年代別にみると、50代が5959人と前年比で8%減ったのが目を引く。
自殺の原因・動機で遺族らに心当たりがあるのは全体の7割強で、複数計上で最も多かったのが「健康問題」の47%。以下、「経済・生活問題」(22%)、「家庭問題」(14%)、「勤務問題」(8%)、「男女問題」(3%)の順だった。
自殺原因で2番目の「経済・生活問題」は、人数は前年比で11%(939人)減と大きく減った。細かく項目に分けると、「多重債務」や「事業不振」が前年より2割程度減っており、各地で自治体などが実施している融資支援策や多重債務相談などが一定程度効果を上げている様子がうかがえる。ただ、その一方で「就職失敗」が2割増え、学生に限れば人数は3年前の3.3倍の53人に及んだ。
「家庭問題」は3年連続で増え、前年比は9%増。内容をみると、「子育ての悩み」が157人と前年比で44%増えた。
都道府県別の10万人当たりの自殺者数は、これまで比較的多かった東北などで減っており、地域差が昨年の2倍から1.5倍に縮まった。東北では、青森(32.6人、前年比6.8人減)、秋田(33.9人、同6.1人減)などの減少ぶりが目立っている。統計は発生地でまとめられるため、樹海などの自殺多発地点を抱える山梨県の人数が今年も最多だった。
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時事通信と朝日新聞は、「1割減」、「微増」と見出しにつけていますが、自殺者の総数は「3万1690人」。読売新聞の見出しのように、「自殺13年連続で3万人超」なのかというのが、大方の国民の気持ちではないでしょうか。
自殺者が、多すぎます!日本という国の未来に絶望しているからです。1990年代の初めは、2万人台だったのに(これでも、十分に多すぎますが)。日本を夢と希望のある国であったなら、これほど自殺するひともいないはず。
月並みですが、生きていれば、よいこともあります。バカな政治家に頼ることはできないのですから、まずは自分の人生、楽しく生きましょう。
それにしても、政治の無策ぶりには腹が立ちます。
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