井山五冠、7連覇に向けての棋聖戦、白星スタート

今年も、井山裕太五冠を中心に囲碁界は動きそうです。

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井山棋聖が先勝「悔いのない碁を打ちたい」

01月11日 19:59

　囲碁界の最高位を争う第４３期棋聖戦七番勝負（読売新聞社主催）、井山裕太棋聖（２９）と挑戦者、山下敬吾九段（４０）の第１局は１０日午前９時から東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で行われていたが、１１日午後６時１２分、井山棋聖が１７２手までで白番中押し勝ちした。

　序盤から井山棋聖が足早に実利で先行し、山下九段は手厚く打ち進める展開になった。山下九段は上辺の白ヘ強手を放って寄りつくが、井山棋聖は一貫して手堅い応手を続ける。長期戦になるかと思われたが、黒模様の中で仕掛けた井山棋聖が下辺の黒をもぎ取って勝利をつかんだ。

　第２局は２１、２２日に鳥取県境港市の「夢みなとタワー」で行われる。

　井山棋聖の話「終始難しい碁だったが、下辺の黒を切断して行けるかと思った。次局以降も悔いのない碁を打ちたい」

　山下九段の話「序盤はいろいろと問題が多く、１日目の時点で苦しいと思っていた。（２局目以降は）もう少しましな碁が打てるようにしたい」

囲碁の井山棋聖が７連覇へ先勝

01月11日 20:29

井山裕太さん

(産経新聞)

　囲碁の第４３期棋聖戦七番勝負の第１局が１０、１１日の両日、東京都文京区で行われ、井山裕太棋聖（２９）＝五冠＝が１７２手までで、挑戦者の山下敬吾九段（４０）に白番中押し勝ちし、７連覇へ発進した。第２局は２１、２２日に鳥取県境港市で打たれる。

　両者が七大タイトル戦で対局するのは、昨年１２月の天元戦五番勝負に続き１２回目。初対戦の第３６期名人戦七番勝負（平成２３年）こそ山下九段が勝利（名人奪取）したが以降、井山棋聖が１０連勝している。

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山下敬吾九段は、本当に強い人。その人相手にタイトル戦で10連勝しているのですから、井山五冠には圧倒されます。ファンとしては、7連覇どころか、棋聖戦史上最長の8連覇を期待したいところです。がんばってほしいと願わずにはいられません。