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中国人旅行者が守らねばならないこと

2006年10月04日 07時30分25秒 | 時事放談: 中国編
中国でマナーアップ運動が展開されていることは何度もこのプログで紹介してきました。しかし、具体的にどのようなことを改善したいのかよく分からない部分もあったことは事実です。その疑問に答えてくれる記事を発見しましたので、記録しておきます。

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【中国】「美しい国民たれ」、党・政府が旅行客に呼びかけ

 中央文明弁(中国共産党中央精神文明建設指導委員会弁公室)と国家観光局(国家旅游局)は2日、連名で「中国公民国内旅行文明行為公約」と「中国公民海外旅行文明行為指南」を発表した。中国人旅行客にマナーを意識させ、国内外における中国及び中国人のイメージ改善を図ったもの。ほぼ常識の範囲でマナーの向上を改めて訴えた格好だ。

■党と政府関連部門が「噛んで含める」ように注意

 国内旅行者向けの「中国公民国内旅行文明行為公約」は8項目から成り立っている。「痰やガムを吐き散らすな」「列には並べ」「人に向かってくしゃみをするな」「衣服に気をつけ、公共の場所で裸になるな」「わいせつな物事、賭博(とばく)、薬物使用は断固として拒絶せよ」など、極めて常識的な内容だ。

 また「外国人に記念写真を撮ることを強要するな」などと、中国人のイメージ低下を懸念する内容も盛り込まれている。

 海外旅行者向けの「中国公民海外旅行文明行為指南」は、4文字1句、4句で1文という伝統的手法でリズムを整え、覚えやすく唱えやすい文体となるよう工夫されている。

 「指南」には「礼儀をわきまえ、威厳を保て」「団から離れる時には、時間を厳守せよ」「疑問や困ったことがあった場合、領事館に相談せよ」といった文言が盛り込まれているが、それ以外の内容は国内向けの「公約」とほぼ同じだ。

■改まらないマナーに、改善運動強化の動き

 中国人のマナーの問題は、中国人自身がかなり早い時期から問題視してきた。特に五輪大会を北京市に招致しようとする1990年代からは、マナーを向上させようとする動きが目立つようになった。2001年には、マナーに関する12の悪い癖を改めようという投書が新聞に掲載され、北京市の経済情勢分析会議でも取り上げられたことが話題になった。

 最近では、旅行者のマナーの問題が注目されることが多くなっている。2005年9月には、大陸から香港ディズニーランドを訪れた観光客に「下品かつ非文明的」な行為が多く見られるという話題を、大陸メディアの多くが取り上げた。

 旅行時や国外に滞在している際に限っても、マナーに問題がある人は多く存在する。海外旅行をする人が増加しており、北京五輪や上海万博などの影響もあり中国を訪れる外国人が増加することが確実であるだけに、中国人のイメージ失墜を憂慮する共産党・政府関連部門は「美しい国民」たることを目指すマナー改善の運動を強化していくと考えられる。(編集担当:如月隼人)

(サーチナ・中国情報局) - 10月3日17時31分更新

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旅行者に対して注意する項目を見ると、(一部であれ)中国人が行っていると解釈できるのは次のことになります。

①痰やガムを吐き散らす。
②列に並ばない。
③人に向かってくしゃみをする。
④衣服に気を配らず、公共の場所で裸になる。
⑤わいせつな物事、賭博(とばく)、薬物使用を行っている。
⑥外国人に記念写真を撮ることを強要するな

最近日本でもこういうこと、特に、①、②、③を目にすることが多くなっている気がします。それがすべて中国人だと言うわけでもないのでしょう。

他人のふり見て我がふり直せ。日本人も気をつけないと、あっという間に国際的信用をなくすことになりかねません。

それにしても、2008年の北京五輪までにこうしたことを中国人は改善してくれるのでしょうか。

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