いやあ、めでたい。ファンとして、うれしい限りです。
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柳家小三治 人間国宝に、落語家3人目(デイリースポーツ) - goo ニュース
2014年7月18日(金)20:36
落語家としては師匠の五代目柳家小さんさん、三代目桂米朝(88)に続き3人目となった小三治は、快挙にもあくまで自然体。師匠に肩を並べた形だが、「本当にうれしいのは勲章や肩書じゃない。寄席に来てくれるお客さま一人ひとりが喜んでくださるのがうれしんですよ」と浮かれる様子はなかった。
「闇の中から黒いつぶてが飛んできたような感じ。でもあえて言っときましょう“とてもうれしかったです”ってね」と驚きと喜びを表現した。
すでに小さんさんの仏前に報告も済ませており「師匠は『もらいやいいんじゃねぇか』って言うと思います」と話した。特別助成金が交付されることには「師匠の姿を見てるんで、後の人のために何もしないってわけにはいかないよね」と後進の指導に役立てることを約束した。
人間国宝の小三治さん「お客さまが喜んでくれるのが勲章」(産経新聞) - goo ニュース
2014年7月18日(金)21:03
古典落語で3人目、東京の落語界では師匠の五代目柳家小さんに続く人間国宝。決まったと電話で知らされたときは、寝耳に水だったらしい。
「びっくりした。いきなりの激震。言われて何日かたってから、そういうものなのか。覚悟しなくちゃいけない、と」
昭和34年に小さんに入門し、44年に真打ち昇進して小三治を襲名した。江戸の町人や侍などを絶妙な間合いで描写する「江戸落語」の体現者として評価は高い。6月まで落語協会会長を4年務め、若手育成にも力を入れてきた。
記者会見では「とてもうれしいです」とめったに見せない満面の笑み。
「本当にうれしいのは肩書ではないんです。寄席や落語会に来てくださるお客さまひとりひとりが審査員で、喜んでくださることが勲章なんです」
冠が加わっても、高座への情熱が衰える気配はない。8月上旬も例年通り、東京・池袋演芸場で昼の部興行のトリを務める。
「(落語は)どこまでいけばこれでいい、というもんじゃない。きりがないんです。でも、自分が好きでやっていることですから」(栫井千春)
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混んだ場所が嫌いなので、寄席にはまったく行きません(何でも、いまは空前の落語ブームだとか)。ですが、CDでは毎日落語を聞いています。その中でも、小三治師匠は大のお気に入り。あの長い枕もよければ、本編に入ってからのとぼけた感じも最高。古典落語のCDでは、師匠と亡くなった古今亭志ん朝のものを交互に聴いています。
こうなると、取りにくいチケットがさらに取りにくくなる気がします。でも、いっぺんぐらい寄席で生の落語を聞かせてもらわねば、ファンともいえますまい。まあ、師匠本人には、高田馬場に住んでいらっしゃいますから、時おり顔をお見かけしてはいるのですが。
とにもかくにも、いつまでも元気にすばらしい高座をお勤めください。そして、どんどんCDをリリースしてください。応援しています。
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