出るという以上、五輪出場も決めてくれるのかもしれません。
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2004年アテネ五輪陸上男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治(41)=ミズノ=が24日、6月の日本選手権(名古屋)に出場する意向を表明した。日本選手権はリオデジャネイロ五輪の代表選考会を兼ねており、5大会連続の五輪代表を目指す。
近年は2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会スポーツディレクターなどグラウンド外の役割が増え、実戦は14年日本選手権以来、2年ぶりとなるが、「自分の力を最大限尽くすことが競技者として大事なことではないか。そういう思いが熊本の被災地に届けばいい」と出場を決断した理由を語った。
リオ五輪の参加標準記録(77メートル)をクリアし、優勝すれば代表に内定する。
陸上ハンマー投げで2004年アテネ五輪金、12年ロンドン五輪銅メダルの室伏広治(41)=ミズノ=が24日、リオデジャネイロ五輪を目指す意向を明らかにした。これまで態度を保留してきたが、都内で開かれた日本陸連の理事会後に報道陣の前で「競技者である以上、最後まで全力を尽くしたい。かなえばいいと思います」と語った。熊本地震も決断の理由だ。
室伏はリオ五輪の代表選考会となる6月の日本選手権に出場する手続きに入ったという。2年ぶりの実戦となる。東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事やスポーツディレクターを務めるなど多忙な上に、年齢による衰えもあり、一昨年に福島県で開催された日本選手権で20連覇を達成した後は、大会にも出場していなかった。
出場を決めた理由について、「2年前の日本選手権も年齢的に厳しかったが、東日本大震災で被災した子どもたちと約束して出場した。今回は熊本地震の被災者を勇気づけたい」と語った。
スポーツディレクターなどの仕事はこれまで通り続ける。各地を飛び回る多忙な日々だが、出張には必ずトレーニング用の携帯チューブを持参して鍛錬を欠かさないという。「練習量は多ければ良いものではない。技術は進歩する余地がある。ケガを回避しながらピラミッドのようにピーキングしたい」と語った。
日本選手権の出場締め切りは5月30日で、室伏は参加標準記録を持っていないため、日本陸連の推薦で出場を目指す。
日本選手権は6月24〜26日に名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われる。国際陸連(IAAF)が定める参加標準記録(77メートル00)を突破すればリオ五輪に出場できる。
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たった1か月の準備で出ようとするはずもなく、この2年間のブランクの間も、室伏選手は練習を怠らなかったのでしょう。
どんな結果が出るか、大いに楽しみです。77メートルを投げて、五輪出場を決めてくれると最高なのですが。
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