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健さんを語る西日本新聞

2007年03月16日 08時18分07秒 | 高倉健
『西日本新聞』の朝刊コラム「春秋」に高倉健さんのことが書かれていました。心温まるエピソードも紹介してあります。記録しておきましょう。

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春秋

俳優生活50年の高倉健さんが昨年秋に「想(そう)」(集英社)というタイトルの本を出した。来た道が自分の言葉と写真でつづられている。

▼故郷福岡への想(おも)いにもページを割いた。福岡県中間市で生まれ、北九州の旧制東筑中(現東筑高)に通った。小学3、4年のころ担任の若い女性教師にあこがれ、北九州では学徒動員で貨車から石炭を降ろす作業を体験したことなどが語られる。

▼宝珠山村(いまは東峰村)も語られる。当時の風景を残す現在の写真を何枚も使った。少年時代に「夏休みや冬休みになると、兄と僕は必ず会いに行った」と書いている。父敏郎さんが、村にある炭鉱の幹部だった。

▼人はみなそれぞれの生を紡ぐ長い1本の道を持つ。自分はどこから来てどこに行くのか。来た道を振り返るとき思い出の数だけ宝ものがある。高倉さんにとって父と会えた土地がその1つなのだろう。

村を俳優高倉健は8年前に本名・小田剛一の名で訪ねている。あとで村の人が知るところとなり、役場に手紙が届く。「宝珠山には、父の青春と、自分の小学校の頃(ころ)、休みの度に訪れた思い出が詰まっています」「どうぞ、あの美しい地域を大切になさって下さい」

▼出演した懐かしい映画のポスターなど約100点が、村の交流施設「いぶき館」で展示されている(今月25日まで、火曜休館)。いぶき館は炭鉱の倶楽部(くらぶ)だった建物を復元した。往時は剛一少年も泊まったという。

=2007/03/14付 西日本新聞朝刊=

2007年03月14日02時06分

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ここで紹介されている本は、次のものです。

想sou―俳優生活五〇年

集英社

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当英語塾INDECの裏ブログ「映画と本と音楽にあふれた英語塾」にレビューを書いていますので、ご参照ください(こちらを、クリック!)。

太字の部分には、健さんの律儀な性格がよく表れています。さり気ない心使いのできる健さんのような「大人」になりたいと思わずにはいられません。45歳のオヤジでも、健さんと比べれば、まだまだ洟垂れ小僧です。

いぶき館、行って見たいです。

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