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自殺者数、4年連続減少はめでたいが・・・

2014年01月17日 06時46分50秒 | 時事放談: 国内編

減ったのは喜ばしいことですが、それでもまだまだ多すぎます。記録しておきましょう。

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自殺、2年連続3万人下回る 13年、70代以上は増加
朝日新聞 2014年1月16日16時57分

 2013年に自殺した人は2万7195人で、前年より663人(2・4%)減ったことが16日、警察庁のまとめでわかった。4年連続の減少で、2年続けて3万人を下回ったが、減少幅は前年(9・1%)より縮まった

 統計を分析している内閣府によると、13年1~11月に自殺した人の動機では、事業不振や失業、生活苦などの「経済・生活問題」が前年同期より12・2%少ない4263人。12年はすべての年代で減少したが、13年は70代以上が増加に転じた。

 全体の自殺者のうち68・9%が男性。都道府県別では28道府県で減り、17都府県で増えた。12年は都市部での減少が目立ったが、13年は神奈川や大阪、福岡で減る一方、東京や愛知では増え、傾向が分かれた。

 東日本大震災の被災3県は、岩手が5・7%増の373人、福島が2・9%増の466人で、ともに増加に転じた。震災があった11年と翌12年は減っていた。宮城は12年に増えたが、13年は4・5%減の485人で逆に減少に転じた。

 国内の年間自殺者数は統計がある1978年以降、98年に初めて3万人を超えた。03年に最悪の3万4427人を数え、3万人台が続いたが、10年から減少している。国は09年に自殺対策のための基金を設けるなど、自治体や民間とともに防止の取り組みを進めてきた。内閣府は「一定の効果が出ている」としている。

 自殺対策に取り組むNPO法人ライフリンクの清水康之代表は「4年連続の減少は地域における対策が進んでいることの表れだが、自治体によって取り組み状況の差は広がっている。対策の一層の強化が必要だ」と指摘する。(吉田伸八)


自殺者:4年連続で減少…前年に続き3万人切る
毎日新聞 2014年01月16日 13時43分(最終更新 01月16日 14時23分)

 警察庁と内閣府は16日、2013年の自殺者数は前年より663人(2.4%)少ない2万7195人(速報値)だったと発表した。減少傾向は4年連続で前年に続き3万人を下回った。一方、東日本大震災に関連する自殺と判断された人は11月末までの統計で前年1年間を上回る36人となり増加に転じた。内閣府は原因などを分析し、確定値として3月に公表する。

 自殺者のうち男性は1万8727人(前年比546人減)、女性は8468人(同117人減)。月別の内訳をみると、1月が前年比183人増の2451人▽5月が同15人増の2540人だった他は前年を下回るか同数だった。

 都道府県別では、東京の2825人が最多で、大阪1553人▽神奈川1532人▽埼玉1520人−−などが続いた。最も少なかったのは鳥取の130人で、徳島181人▽佐賀182人−−の順だった。

 人口10万人当たりの自殺者数を示す「自殺率」の全国平均は21.3。最も高かったのは山梨の30.4で、最も低かったのは神奈川の16・9だった。

 また、内閣府自殺対策推進室が11月末までに自殺した2万5203人についてまとめたところ、年齢別では60代が最も多く、約17%を占めた。原因・動機別(複数計上)では、「健康問題」が1万2609人で最も多く、「経済・生活問題」が4263人で続いた。

 仮設住宅で発見されたことなどから震災関連の自殺と判断された人については、12年は岩手8人▽宮城3人▽福島13人の計24人。11年(6~12月)の53人からほぼ半減していたが、13年は11月末までに岩手4人▽宮城10人▽福島22人の計36人となった。同室の担当者は「長期の避難生活の影響とみられる」と話す。【川辺康広】

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自営業者としては、明日はわが身の気分。とても他人事ではありません。特に、60代が増えたというのは、衝撃的。社会に絶望する人をひとりでも減らす努力を、国を挙げて作り出すべきです。


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