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毎年悩まされる猿問題/住民たちの被害の続きです。
チャンディーガルの多くの住人が被害に遭っている中、住んでいた家の周辺やバルコニーにも度々猿が来ていました。
家のバルコニーから隣の家々の屋上を眺められました。
隣家にはバルコニーから屋上まで階段があるんですよね。
ズームで撮っています。
あれ?2件先の屋上に猿が!!
ちょい、ちょい
鉢植えに植えられた植物を摘まんで食べてま~す
住人さん可哀想に
せっかく育てている植物が、、、、
ここに出没する猿はこちらへも渡って来ていました。
ここに私がいる場合は大体、私と目が合います。
猿はどうするか?
私がいるので一旦立ち止まり、私を気にして近づいて来ないんです。
しばらくして私の姿が見えなくなると、ひょいっとジャンプしてこちらへ渡って来るんです。
隣の家との隙間があってもジャンプして来れるんです!
一時は、ペットボトルの容器に水を入れてそこに何本も並べてみたんですが無駄でした。
1本は下に落とされ、関係なくやって来ていましたから。
私がいた時は、一度ジャンプして来たものの、水道の裏側にいて私がいたのでそこから上に上る勇気がなかったみたいでした。私を気にして目が合ってもおとなしく立ったまま。(スペースが狭いから座れない)
そう、おとなしかったです。多分雌かな?
因みに猫たちもバルコニーに来ていました
*以下の写真はごく一部です。
最初の頃は毛づくろいをする仲良し猿たちが、広いテラス側面に座っていたりしました。
向かいのマンゴーの木からやって来ていたんです。
(猿と人間とでマンゴーの取り合いにもなっていました!)
これは子猿。
また親子で来ていたり、、、
お腹に子供を2匹ぶらさげたママ猿が来たことも!
我が物顔で手すりを行き来したり、、、
物を持ち込んでみて飽きたり
放ったらかしで出て行ったり
このサーバントルームのドアをバタンバタンと開け閉めしてドアの開閉を学習しヒヤヒヤさせて、、、
中に入ってみたり、、、
(ドアが下がって高さが合わなくなり鍵がかからなくなっていたのです)
暫くして出て来たので安心させられたり
干していた洗濯物を子猿に盗まれたり、、、、
しかもそれをちゃんと猿が着て!路上に出て行ったり
戻って来た時はもう身に着けていなかったのでどこかに落としたみたいだったり
猿を見かけるのは窓からでしたが、時々バルコニーで遭遇することもあったのです。
小さな子猿とママ猿が来た時は、子猿たちは生後2、3か月の子猫位の大きさでとっても可愛くて
でも一家でバルコニーに置いていたG駆除剤を容器の上からバリバリと噛んで食べようとしたり!
また、ばらまいていた蟻の駆除剤の顆粒を手で取って懸命に舐めていたり
相当、飢えていたようです
とにかくやりたい放題で汚しまくって行くので大迷惑でした。
来ないようにするのは何も対策がなかったので、仕方なく遭遇した時に気を付けるしかありませんでしたね。
洗濯機がバルコニーにあるので、猿が近くにいないかどうか確認しながら出るのは勿論でした。
私の場合、幸いにも私を威嚇したり噛みついて来たり、、、という事は起きませんでした。
というのも、雌猿と私とはすっかり顔なじみになっていたと思います。
私が決してやらなかった事は、猿を刺激させない事。
物を投げたり、追っ払ったり悲鳴をあげたり、驚いてみせたり。
これら全てをやらないように心がけていました。(内心は驚いていても)
猿を刺激しない事。
猿よりも自分の方が下だと判断させない事。
実はこれが一番、安全な方法なのだそうです。
ジャングルで野獣と出逢った場合の対処法だそうです。
バルコニーで、
ジャングルで野獣と出逢った方法をいつも実行していたんですよ
ただ、体の大きな雄猿がたまに来ていて、先に来ていた猿の家族をいつも追っ払っていたので、かなり狂暴のようでした。
もしこの雄猿とバルコニーで出くわしていたら、、と思うと恐ろしいです。
また子猿たちはママ猿よりも飛んだり跳ねたり活動的なので、大人の猿よりもコワいです
このバルコニーの反対側(家の正面側)からも猿の家族がやって来た事があります。
大家さんの車の上に子猿が乗って跳ねてボコボコにさせ、この落葉受けに張られた緑のネット上に子猿が乗り、トランポリンのように跳ねて遊びまくっていたり!
階下のバルコニーの手すりを歩き渡り、門扉の上を歩いてお隣さん宅へ行きましたが大騒動して出て行きました。
はしゃぎまくっていたのは子猿たちだけで、、、、
ママ猿さんは通りの向かいで静かに座って待っていました。
今現在、もう住んでいた部屋のバルコニーには猿が入って来れないように、柵が取り付けられているそうです。
当時、私達が大家さんに交渉したら同じような対策を取ってくれたのかどうかは疑問です。
でも対策を取らないと安心して入居者の募集もできませんからね!!
取り付けて良かったと思いますが、
大きな雄猿はテラスの地面から、
屋上までジャンプして上がっていたと夫が目撃したので
下の赤い矢印。
現在の様子。柵が取り付けられています。(階下の住人さん撮影)
という事はマンゴーの木からやって来て、屋上になら行けるという事
屋上には水のタンクがあるので、ひょっとしたらそれが目的で行っていたのかも?
我が家のバルコニーの水道を勝手に開けて水を出したり、飲もうとしていた現場を目撃した事があります。
水道をちゃんと閉めないで、朝起きたら水が出っ放しの時もありびっくりしました
家を留守にしていたらこれ、屋上のタンクが空っぽになるところでしたよ。
我が家の屋上のタンクで一度トラブルがあったので、考えたら猿の仕業かもしれません
インドでは猿はタンクの蓋も持って行くらしいです。
(屋上のタンクは時々見に行った方が良いというのはこれも理由の一つです。)
そういえばバルコニーに置いていた掃除道具(古い歯ブラシなど)二つと雑巾も無くなっていました。
きっと猿が持ち去ったのでしょう
猿が現れるのは3~9月位で、モンスーンの頃は雨宿りにバルコニーに来ていました。
乾季は湖の水が無くなる程、雨が降らなかったので餌だけでなく水も求めて住宅地に現れるのだと思います。
考えたら可愛そうな気もします。
猿たちも生きるのに必死なんですよね、、、、
今は来ていないようだと聞いていますが、本当に屋上にも来ない事を祈ります
帰国した今でも日本のベランダにある日、想定外の動物が座っているかもしれない!という驚きの光景を見る覚悟が出来てしまい、今でもカーテンを開ける時、時々うっすらその光景が浮かんでしまいます