真冬は霧が多く、霧で太陽光が遮断されてしまい普段の様には活躍してくれません。
ピュア・ウォーター
チャンディーガルだけではないと思いますが、また物件によっても違うのかもしれませんが。
セクター外エリアのマンションではこのシステムはないようでした。
キッチンと、配管が繋がっているバルコニーの二か所からは普通の水道水だけではなく、午前と午後の決まった時間帯にpure water(ピュア・ウォーター=純水)と呼ばれる水が出て来ていました。
決まった時間とはいっても、気が付けば時間帯が数時間ずれていたり、誰が管理しているのかよくわかっていませんでした
この水が出なくても浄水器からの水がはるかに綺麗だったので、あまり使用することがありませんでしたが、出る時間帯に合わせてお米を洗った時期もあります。洗うだけです。
見辛いですが、写真の蛇口の右(緑丸)を回すと水、左(赤丸)丸を回すとピュア・ウオーターが出るようになっていました。シンクが二つあり両方の蛇口から出ていたはずです。
普通の水道水は掃除や洗濯などで使用し、ピュア・ウォーターはインド人には飲料水、料理用に使えるのだと思います。インド人は水道水をそのまま飲む人もいますから、この水ならもっと安心して飲めるでしょう。この時間帯にその水を沢山溜めておく人もいるかもしれません。
日本人でもインドで歯磨き程度なら蛇口の水を使う人、そうではない人もいます。
チャンディーガルの水ではそこまで神経質になる必要はありませんでしたが、屋上のタンク内が清潔な事が条件です。普段と違った匂い、異臭がする場合は直ぐにタンク内の確認が必要になって来ます。
インド人家庭でも富裕層は大きな浄水器を使用しています。
どれをどのように使うかはそれぞれだと思いますが、心配な人は色々な水を使い分けた方がいいでしょう
器水器
インドではキッチンに浄水器を使う家もあります。
入居して既に付いているお宅もあれば、大家さんに付けてもらう人もいます。
お店で見たのは、日本では見たことがない大型で驚きました。
浄水器の性能によって様々だと思いますが、写真の物は高性能のようです。
UV(紫外線殺菌)機能が付いて、細菌や微生物による汚染を防ぎ飲料水に適するそうです。使っていなくても定期的に中の水をホースで排出します。
意外と知られていないのが残念ですが、日本の食品メーカーなどの工場で使用する水と同じレベルに浄化され、外で売られているインドのペットボトル水よりも水質が良くなる場合もあるのだそうです。
でもフィルターチェックや交換は要注意です。
外で売られているボトル水を買う時は、キャップが緩んでいないか?開けられていないか?
これは開けられて水道水を詰めて売られていないのかどうかのチェックです。
箱入りで買ったビール瓶の中にも1本、色の違う見た目でおかしいな、と判断できるビールが混ざっていた事があります。
偽造品が売られている国もあり、どこの国でも要注意です
できればお任せにしない方が良いです。当てにならないので、、、
前回の記事に関してですが
この赤枠=南北に走る大きな公園や庭園のあるセクター。
これは何を作りたかったかというと、、、
この街は南に向けて緩やかな斜面になっているそうで、モンスーンの大雨の時に水の流れがこの緑地帯(この緑地帯の中には川が走っています)を通るように作られ、排水路の役目になっているのだそうです。
南北に縦断する緑地帯を作ることによって、住民の身近にはどこにでも大きな公園や庭園があるという安心感を与えてくれたのだそうです。
コルビュジェは色んな事を計算してこの街を作り上げたんですね。
元々この緑地帯の構想は前任者の計画を引き継いだそうですが。
住んでいた頃には知らなかった事が多いです。
上の地図の南のセクター外にMOHALIという街がありますが、実は昨年2017年に大雨で道路が洪水になり大変なニュースになっていた事を最近知りました。
ちょくちょくあの辺りではそういう状態になるのだそうですが。
街中でもマーケットの駐車場が湖の様になる場所もありますが、道路事情が悪いインドではどこでも起きます。
でも南に向けて斜面になっているなら街中の雨水がどっとMOHALIに集まるのかもしれませんね
この記事の続編→Leisure Valleyと名付けられた緑地帯
チャンディーガルの道路は機能と目的により様々な種類があります。
各セクターを分けるのは車道で、残念ながら徒歩で移動するという目的では作られてはいません。
その為、日本のようにあちこちに歩行者用の信号や横断歩道もなく、車道を渡るのは危険でコツが要ります。もちろん陸橋もありません。
よく「女性独りでも歩けそうな街かな」と思われますが、、、
正直言って車道は何もなく歩いて楽しい道路ではありません。
住宅地の中はマーケット通りを中心に、広い道路や自転車道、公園や緑が広がっています。
現地の人はあまり歩かないので、セクター内であってもリクシャのおじさんがすぐに寄って来ます
日本人が考えるウォーキングを目的とした徒歩は、なかなか彼らには理解されないようです。
またこの街は治安が良いイメージですが女性をターゲットにした様々な事件も過去に起きていますので日中であってもやはり注意は必要だと思います。
以下の各セクターの南北を走る1200mの道路沿いは、塀か木々しかないと言った感じです。
ここは歩道が広く歩きやすそうですが、やはり人が殆ど歩いていません。
車道沿いの自転車専用レーン。
バス通り。バス停で並ぶ人たち。
以下は東西の大通り。
その中でも幹線道路が2つあります。
駅方面へ向かう道路のMadhya Margと空港方面へ向かう道路のDakshin Margです。
幹線道路には商業用の看板やマーケットがある場所もあります。観光客を迎える為です。
下は鉄道の駅方面に向かう幹線道路です。
八百屋さんのリヤカーも走っています。
ここにはマーケットがあります。
追記
下の動画はこの観光客向けのバスに乗った方が撮ったチャンディーガルの街並みです
過去記事参照
車道がよくわかる・観光客向けのDouble Decker Busの動画から
映っているのは車道で両側に並木があり、コルビュジェの造った街並みが大まかにわかると思います。
環状交差点であるラウンドアバウトも綺麗です。
Hop On Hop Off in India | Double Decker Bus Ride | Chandigarh