インドのチャンディーガルってこんなところ

ル・コルビュジエの計画都市 Chandigarh
コルビュジエ建築物、街&生活情報
 

衛星都市モハリ/~パンジャブ音楽発信の場に~

2020-07-03 | コルビュジェの構想&街の造り Le Corbusier's plan


写真は現地のイベント時に見かけたパンジャーブ地方のお人形さんたち。
こういう人形は高速道路のサービスエリアでも見かけました。



今日はチャンディーガルの南西に位置する衛星都市のパンジャーブ州Mohali(モハリ)
=正式名Sahibzada Ajit Singh Nagarについて触れたいと思います。
モハリについての説明は後半に書いています。




このモハリが今、パンジャブ音楽の発信地(録音、撮影地)になっているそうです!
情報源は、シンガポール在住のsingaporesling55さんの記事で、
気になるタイトルが目に留まり読んでみるとびっくり!
チャンディーガル&モハリの事、音楽について触れられています。
     ↓
インドのパンジャブ音楽が熱い


パンジャブ音楽は、現地にいると嫌でも耳に入って来ますよね😅 
パンジャーブ州はターバンを巻いたシーク教徒の人が多いので、ターバンを巻いたシンガーも多いのではないでしょうか。

サイト内にもありましたが、
昨年秋に公開されたボリウッド映画の中の音楽。
設定ではチャンディーガル出身の夫婦が出て来るというストーリー。有名スターたちが出演。



*実はチャンディーガルはきれいな緑地帯があるので、ボリウッド映画のロケ地によく使われている、と聞いていました。
モハリが同様に撮影場所として適しているのもピンと来ました!





~モハリについて~
モハリとハリヤーナ州パンチクラはチャンディーガルの衛星都市で、三つを合わせてTri-Cityと呼ばれています。

こちらはパンチクラ。



チャンディーガルは住宅地なので産業がなく、それを補う様に衛星都市が発展し続けています。
例えばIT関連、工場、ショッピングモール、マンション、大病院などが建設されています。

モハリにはチャンディーガルが出来る前は村があったのみです。
が、拡張したチャンディーガルがパンジャーブ州の土地に食い込んでしまい、両者で土地のシェアをしているという、
おかしな現象になっています。
コルビジエはここまでは計画してませんでしたよ。

チャンディーガルがなかったら、今の発展したモハリはきっとなかったでしょう。




チャンディーガル北部から地図上の赤丸(Phase8=インダストリアル・エリア)まで車で15分程で、
少し南へ行った大病院へは早くて20分位でした。
今は車が増えているそうなのでもっとかかるかも?
あっという間にパンジャーブ州に入り込んでしまうので実は最初、モハリもチャンディーガルだと勘違いしていました。
チャンディーガルからモハリへ車通勤する方も多いです。


モハリでの撮影に関しては、
ここなら広い道路と緑地帯が豊富にあり、一歩出ればそこが撮影所!という手軽さが
音楽発信地にまでした大きな要因になっているそうです。

元々チャンディーガルが拡張してできたモハリのセクター=チャンディーガルの街とほぼ同様ですので、
碁盤の目状に整いセクターで区切られた街並み、大きな公園もあり緑豊かで撮影場所に適してますね!

ただチャンディーガルは南に行くと標高が下がり、その為
モハリは大雨が降ると道路が冠水状態になるという可哀想な土地です😫 



*チャンディーガルがボリウッド映画のロケ地によく使われているという事ですが、
一度チャンディーガルへ向かう高速道路のサービスエリアで、若い女優さんorモデルさんらしき方と遭遇した事もあります!

とにかくコルビジエの計画で、数多くの公園や緑地帯があるのでロケ地として最適!

大きな公園は沢山あります。






住宅街、特に中~北方エリアにはインドの喧騒は全くないですね!
各家の前にはきれいな花が植えられ、いつも癒されました。
言われなければどこの南国かわかりません。



モハリの街の発展も嬉しいニュースですね😄 






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2 コメント

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リンクありがとうございました (Singaporesling55)
2020-07-04 12:56:49
ひろりんさん、リンクありがとうございました。チャンディーガルとモハリの位置関係とかが非常によくわかりました。境界線(地域)を共有しているというところも面白いし、モハリの方が土地が低くなっているというので冠水しやすいというのも、住んでいる人にしかわからないことです。チャンディーガル、ますます行ってみたくなりました。
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Unknown (ひろりん)
2020-07-04 14:08:19
singaporesling55さん、コメントありがとうございました。
そうなんです。冠水はインドではあちこちで見られるようですが、チャンディーガルには南北に長い緑地帯があり、それはコルビジエが都市をモンスーンの雨水から守る為に配水の役目として作ったそうです。
当時は発展したモハリの街なんてなかったでしょうからね。
水はモハリに流れ込みそこは予想外になってしまったでしょうね。
チャンディーガルは南方は少しインドらしいカオスがあるそうです。
また機会があったら訪れてみて下さい。
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