新しいニュースではないのですが、
コルビジエの従兄弟でこの都市計画協同者であるピエール・ジャンヌレの邸宅が、2017年に博物館になって公開されているんですね!
場所はSector5でスクナ湖から徒歩圏です。
*1967年に亡くなった彼の遺灰は、その後に遺族によってスクナ湖に散骨されたそうです。
写真は以下のサイトから拝借。
正式ホームページはこちら。
この住居、チャンディーガルで初めて建てられた家で、ジャンヌレが11年間住んでいたそうです。
チャンディーガル都市計画に彼は総監督として勤め、
コルビジエは繰り返し現地に訪れており、その際にはこの家に宿泊されていたそうです。
コルビジエは繰り返し現地に訪れており、その際にはこの家に宿泊されていたそうです。
その後は行政と高等裁判所の官舎になり、博物館として一般公開するにはそれまで反対があったそうです。
こちら↓のサイトでは住宅内部を見ることができます。
エントレンス、リビング、ダイニング、キッチン、ベッドルーム、階段、バルコニー。シンプルで機能的で素敵です。
バルコニーと壁には、インドの強い日差しを遮りながら風通しも考慮された、ブリーズ・ソレイユと呼ばれる赤茶色の格子状の日除け。
コルビジエ建築物にもよく見られますね。
*1階は建築関係者用の宿泊施設になっているそうなので、
建築を勉強されている方なら誰でも宿泊できる可能性があるようです。
また現地の方のお勧めコメントですが、
また現地の方のお勧めコメントですが、
シェアサイクルがありますので、電動自転車を借りて周辺移動するのがお勧めだとか。
アプリ登録者しか利用できないと思いますが。
57, Uttar Marg, Sukhna Lake, Sector 5
定休日 月曜日
定休日 月曜日
9時(又は10:00)~17時 入場無料
平均所要時間 1~2時間
平均所要時間 1~2時間
現地で初めてコルビジエ関係の博物館に訪れ、多くのコルビジエの資料を見た時から、
一体、彼はどこに滞在してこの都市を作ったのだろう、と思っていました。
まだ都市ができていない=宿泊施設はないだろうし、と。
まだ都市ができていない=宿泊施設はないだろうし、と。
きっと最寄りの村でもてなされてたとしか思えなかったのですが、
当時のインドで、当然インド食しか提供されなかったでしょうし
一体どのような食事をし、エアコンもない暑さの中で滞在していたのだろう??と、
当時、資料を見ながら彼の苦労がどれほどだったのかと思うと同時に
コルビジエに強く同情したのを覚えています。
(ジャンヌレの存在はまだ知りませんでした。)
私たちがそうしたように、沢山の馴染みの食料品を持ち込んで滞在されていたのかな?
ひょっとしたらジャンヌレの方がインドの生活に耐性があったのかな、
とも推測してしまいます。