Lanny Sields:b, Dave Holland:b, Teruo Nakamura:b,kokyu,
Steve Grossman:ts,as, Pete Yellin:as,fl, Dave Liebman:ts,as,
Gary Pribec:as, Terumasa Hino:tp, Olu Dara:tp,
Motohiko Hino:ds,harp, Bobby Moses:ds, Mike Garson:p
日本を代表するTp奏者、日野皓正がN.Y.に滞在したときに現地のミュージシャンと結成
したEverything Everything Everythingというグループで70年に録られた音源。日本人は
他に、同時期に滞在し現地で活躍していた中村照夫、実弟である日野元彦の3人。他の
メンバーは、当時N.Y.Jazz Seceneの最前線で活躍していたMilesのBandにいたことでも
有名なSteve Grossman、さらにNasのお父さんであるOlu Daraなどです。
壮絶なまでの集団即興演奏を展開するA、B面ともまさに当時のJazzの先鋭性、創造性
を表現しており、黒人音楽としてJazzの勢いを堪能できます。日野皓正の同時代のN.Y.録
音は他にもありどれも傑作ぞろいですが、これがもっとも前衛的な音源だと思います。