Charles Bobo Shaw : ds,per, Lester Bowie : tp,
Hamiet Bluiett:bs, Julius Hemphill : as, Joseph Bowie : tb,
Abdul Wadud : cello, Dominique Gaumont:g
前回に引き続き、セントルイス関連の音源を紹介。またまたCharles Bobo Shaw率いる
Human Arts Ensemble!Charles Bobo Shaw関連の音源をここまで紹介しているのは
このサイトだけでしょう。笑 74年9月6日にSam Riversのロフト、スタジオリブリーでの
Liveの音源。レーベルはMOERS JAZZ FESTIVALでおなじみのMORES MUSIC。
メンバーもBAG、AACMと重複しており、シカゴとセントルイスの交流の深さが感じとられ
ます。Jazzの王道からは注目されないですが黒いジャズを掘っている人ならおなじみの
メンバーばかり。ちなみにAACMのLester Bowieはセントルイス出身で、Joseph
BowieはLesterの弟です。
Charles Bobo Shawの破壊的なFunk Beatから集団即興のカオスへと至る壮絶な内容
で、同じようなコンセプトとしてはMiles Davisが思い浮かびます。Jazz のMain Streamを
歩み続けたMilesとは違い、よりStreet色が強く荒々しい演奏で、いわゆる黒いジャズが好
きにはたまらない音源だと思います。