今年は最後の橋桁の撤去が行われます。点々と続く手前の四角いコンクリートはこれまでに撤去された橋脚の跡を塗り込めたコンクリートです。
本格的な工事は非出水期の始まる11月1日からになりますがとりあえずきれいに草刈りが行われています。
姫路市のホームページからの要約
工 事 名 旧モノレール橋桁撤去工事 工事場所 姫路市延末地内
契約相手方 孔明建設株式会社 契約年月日 2024年8月7日
契約金額 79042537円 工 期 2024年8月8日~2025年3月14
工事内容 旧モノレール橋桁撤去 2径間 仮設工事一式
工 事 名 旧モノレール橋桁撤去工事実施設計委託
契約相手方 協和設計株式会社 契約年月日 2023年7月10日
契約金額 7951900円 工 期 2023年7月11日~2024年1月6日
工事内容 設計業務 上部工(橋桁)撤去設計一式 (この撤去工事実施設計は6年度工事に対応するものです。昨年の記事は誤りです。)
非出水期の始まる11月を待って今回もまず船場川の半分を埋め立てて足場を作ります。
現場がだんだん奥になりますので足場も伸びていきます。一番奥の橋脚横の部分は少し広くなっています。
今までの工事では見なかった鋼材があります。
これは何でしょうか。梯子?柱?
今までは下ろした橋桁を置く枕しかありましたがこの鋼材は何でしょうか。
工事の方の話では、下が工場敷地で橋脚を降ろして切断するスペースがないため、足場を組んで橋脚を切断、その後橋脚を降ろすそうです。
大きなプロパンガスのボンベが見えますが工場は日本セラムで工業用のセラミック製品を作っています。あまり身近ではありませんが映像で見たことが
あるものとしては半導体を焼く容器があります。
立派な足場が完成しています。
厳重に切断した橋桁が落ちないように支えがあります。昨年は橋脚撤去工事でしたが、橋脚を切断してだるま落とし状態の時に1月1日の能登大震災が
起きて姫路も震度3の揺れがありました。切断した橋脚は四方に鉄板を当ててアンカーボルトで固定していましたので崩れることはありませんでしたが安
全第一です。
基礎の鋼材の上に柱を立てて、柱の上に鋼材を渡して、鉄橋に枕木を並べるように角鋼管をおいてコンクリートの橋桁を支えているようです。
手柄山の姫路モノレール終点付近からです。
令和7年1月9日です。実は1月に橋桁を切断すると聞いてましたので切断はまだ終わっていないと思っていましたが、切断したレールをトラックに積
み込んでいます。
橋桁にあらかじめ埋め込まれたナットに吊金具をボルトで止めているようです。
35トンクレーンで持ち上げて下ろします。
橋桁は鉄骨構造にコンクリートを巻いたものです。
昼休みになりましたので手柄山に来ています。キティちゃんの新幹線が走っています。
橋桁の縦の白い汚れが切断部分です。よくはわかりませんが2本の橋桁をそれぞれ7つに切ったようです。橋桁が切れてレールが残っているのは不思議
な感じですがダイヤモンドが埋め込まれたワイヤーを回して切断するワイヤーソーを使用しますので、最初にワイヤーを通す隙間があれば可能です。
転倒防止の支えは2本の鋼材をL字型に組み立ててあてがっているいるようですが、下の鋼製の桁との固定方法はわかりません。
切断し橋桁をダンプカーで運び出します。
残っていたレールが下ろされます。
35トン吊クレーン車の大きなアームが格納され今日の作業は終了です。
後編は工事終了後の3月か4月に投稿を予定しています。
UR賃貸10の団地と10話の物語
「団地小説短編集」550円(10%税込)
明石市松が丘2丁目3-7 明舞センタービル2階
ザ・ダイソー明舞団地店 西隣
明舞書店で好評発売中。
「団地小説短編集」が電子書籍になりました。
22世紀アート版 KINDLE版 アマゾンで発売中。
アマゾンの画面から紙の本が購入できます。電子書籍の画面から入ってください。
22世紀アートの販売となります。送料が必要です。商品は新品です。
「団地小説短編集」がTシャツになりました。
元気になる小説の元気になるTシャツ!