友情ギャラリーでおなじみの加西市在住の後藤君が、先般友人と中国の福建省旅行に出かけてこられて、お土産写真が届きました。アモイやコロンス島の写真もありますが、お目当ては世界遺産に登録されている「客家土楼(はっかどろう)」だったそうです。
泉州という港町からバスに揺られてなんと4時間、永定という街で目的の「客家土楼」を見ることができたそうです。
「客家土楼」とは、客家の人たちが住む巨大な集合住宅のことを言います。宋代から元代にかけて客家と呼ばれる人々が、戦争から逃げるため黄河流域からどんどん南下していきました。身内で結束を固め、外敵が攻めてくるのを防ぐ為に巨大な集合住宅を建て生活をしてきました。それこそが「客家土楼」です。土楼は無数にあるようですが、ここに写っている「承啓楼」は土楼の王と呼ばれ、1709年の建築で5376.17㎡もあるとのことです。
以上でおしまいです。