今年の春は時節柄近隣でのお花見で済ましました。遅くまで寒かったので桜の開花はまだ先のことと思っていたら1,2日の気温上昇であっという間に満開になり、もはやちらほらと散り始めましたので、我が家から歩いて10分以内で行ける公園や、小さい川の両岸に咲く花をめでて来ましたのでご覧ください。
一番近いのは、平家にゆかりが深いとされる八幡神社の前の小公園にある僅か一本の桜です。終戦後に植えられた樹齢約60年の樹木ですが、幹も太くなり大きく広く張った枝に無数の花が着いてそれだけで花見を満喫できます。平年ならこの花の下で老人会の老人がカラオケを持ち込んでにぎやかにお花見をしています。
次は、神戸はそんなに大きい川は流れていませんが、すぐ近くにある裏山から小さい川が流れてきています。我が家の近くにも天王川と石井川が流れ出て、この二本の川が合流して新湊川となって海へ注いでおります。その合流点から天王川の両岸に若桜とかなり高齢の桜が毎年きれいに咲き誇っていて、よく観賞に行くところです。
もう一つの川は宇治川です。京都では「うじがわ」と呼びますが、神戸は「うじかわ」と言います。この川岸に樹齢の大きい古木の桜が見事に並んでおります。この日も遠方から車や徒歩で大勢の家族連れが花見に訪れていました。