常連中の常連、近隣の村上さん夫妻が今年も阿波おどりの見物に行きました。
今年は昨年と違って桟敷から演舞場の踊りを観るのではなく、云わばあまり日が当らないというか、メディアにも取り上げられることが少ない小さい連(れん)や、大学のサークルや商店街の連などつつましい連でも、有名な連と同様にそれぞれ立派な衣装に身を包み、平素の練習を重ねて成果を発揮している姿をとらえるのが狙いでした。
連(れん)とは、阿波おどりでは一つの踊りのグループのことを連と言います。地元徳島県には多数の有名連のほか、ほかに主な各協会に所属している50近い連があり、そのほか所属していない連もあり、全国の各地にも大学のサークルや企業の連などがあり本場にてその技を競います。
ところで今年の見物の日は運悪く踊りのたけなわに大雨に襲われてずぶぬれになって踊り続けた踊り子もついに中止となってしまったことです。
以下写真を見ながら鑑賞してください。
徳島市内に演舞場は有料無料合わせて10か所以上ありますが、村上さんは新町川に架かる新町橋の近くにある新町演舞場の拠点となっている新町橋商店街に行きました。
その前に最初に見てもらうのは、新町橋の東に架かる両国橋の欄干に接して建立されている阿波おどり男女の銅像です。
新町橋商店街へ戻ります。
時間が早くて誰もいないところに囃子の太鼓だけ並ぶ
いよいよ始まります。一人二人と奥から踊りながら・・・
観客も増え始めます
男姿の女性もあり
有名な奴ダコも踊り始めて
違う連の勢ぞろい
こちらは笑星連
かわいい少年も交じって
演舞場にて
ずぶ濡れになってもやめられません
有名連 娯茶平連のベテランにインタービュー
「頑張って踊ったら出演料は出まっか」「いいえ、足が出ます」
最後に村上さんのコメントを掲載します。
おはようございます。昨日は長い間有り難う御座いました。
少し話の付け足しをさしていただきます。商店街の中で大学生が
書道をしたためていたのは商店街の中で踊る連の名前だそうです。
書いた連の名前を柱になびかせるそうです沢山の数ですものすごい
数です初めから連を誘致しておくのだそうです。雨の場合も有りますし
テレビでやっていました凄い人でした。有名連も沢山来ています。さて
今年は残念ながら半分雨で夜のゲリラ?街踊りが豪雨のために
全然ダメでガッカリです演舞場で見るのも華やかで良いのですが
あちらこちらで行きがかり的に踊ったりそれぞれの連が広場でテントを
立て場所取りしまして即席の踊り場で踊る、そういった所が至る所に
有りましたテレビで昨日写していました。街の中を何処歩いていても
ゲリラライブみたいに突き当たりますそれをねらっていたのに
重ね重ねにも雨を恨みます。でも目的の半分は昼間の新町橋商店街の
踊りで満たされましたからまあヨシとします。有名連も
よいのですが名も知れないグループの集まりも素晴らしい物でした
あの大太鼓はテレビでも写されていました。