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▼Netflix映画「浅草キッド」枯れる身と、鮮やかな日々
<Netflix>
配信中■邦画:Netflixオリジナル|浅草キッド
「陰日向に咲く」(原作)、「晴天の霹靂」(脚本・監督)など
映画界でも活躍する劇団ひとりが7年ぶりにメガホンをとった「浅草キッド」が配信中。
ビートたけしの原作を映画化したもので、浅草の歴史を語る上では欠かせない
芸人・深見千三郎と、弟子として可愛がられたビートたけしとの師弟関係を描く。
深見千三郎を大泉洋が、ビートたけしを柳楽優弥が演じる。
共演は門脇麦、土屋伸之(ナイツ)、中島歩、尾上寛之、風間杜夫、鈴木保奈美など。
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配信中■Kindle:もうひとつの浅草キッド Kindle版 / ビートきよし
配信中■Amazonプライムビデオ:柳楽優弥 関連作品一覧
配信中■Amazonプライムビデオ:大泉洋 関連作品一覧
これは泣ける、というか泣いた。
デビュー作から7年間という長いインターバルは、全てこの作品のためだったのかと思わせる。
劇団ひとりは本作を以って名監督の仲間入りを果たした。
Netflixはオスカーのノミネート資格を得るために洋画は一定期間劇場公開をしているが、
邦画も同様に「これ!」と思った作品は劇場にかけて各映画賞にノミネートさせるべき。
本作を抜きにして2021年の邦画を語ったところで意味がない。
それほどまでに、主演、助演、演出、撮影、美術、隅々まで素晴らしい出来。
「晴天の霹靂」と同じく過去の名作から学んだと思しき演出法はあちこちに出てくるが
自身の創作&原作でないことが上手く作用している。
全てを統括する監督という立場でありながら、演出には師匠を仰ぐ弟子のような腰の低さがあり
エピソードのひとつひとつ、台詞の一言一句にリスペクトが込めらている。
これは、劇団ひとりから深見千三郎・ビートたけしへの熱烈なラブレターなのだ。
大筋は日本を代表するお笑い芸人であり、監督として世界的な名声を得ている北野武が
ストリップ劇場の下働きから漫才ブームの中核を担う存在へ上り詰めるまでの成功物語であるが
たけしの自伝的物語であると同時に、夢を抱いてがむしゃらになった経験を持つ者ならば
誰にでも自己を投影することの出来る物語になっている。
本作を見ていて、私も10代後半から20代前半に出会った人々のことを思い出していた。
若かりし頃、歓楽街で働いていた私も様々な恩人や知人、曲者と出会い、
劇中のたけしと似たような経験をたくさんした。
平凡な幸せを手に入れた人もいれば、80歳を過ぎて未だに毎晩店に立っている人もいる。
年齢を重ね、枯れてゆく我が身のメンテナンスに四苦八苦する一方で
ふと蘇る遠い昔の映像は、少しも色褪せず鮮明なまま記憶に刻まれている。
あと10年もすれば、酒を飲み、昔話をしながら泣くような年寄りになるのだろうかと
少し予感がし始めている今の私に、この物語は刺さり過ぎる。
大泉洋は「晴天の霹靂」に続く出演なので劇団ひとりの信頼が厚いのだろう。
この手の芝居は「駆込み女と駆出し男」などでも良く知っていたのでさほど驚きは無かったが
柳楽優弥には心底驚いた。なんだこの芝居は。
デビュー作の「誰も知らない」からあらかたの出演作は見てきたはずだが
こんな芝居は見たことがないし、柳楽優弥という俳優の中にビートたけしは1ミリもいないと思ってきた。
「アオノホノオ」のようなインパクト重視のキレ芸ではなく、
綿密な演技プランと地道な努力で作り込まれたであろうたけし像は正に圧巻。
この映画の中には、紛れもなく若き日のたけしが居る。
間や呼吸といった芸人の命の部分を再現することに心血が注がれていて、
クセや口調といった表層的な部分(これもそっくり)の凄さを覆い隠してしまうほど。
本作が劇場公開されていれば、間違いなく柳楽優弥が最優秀主演男優賞だったはず。
歌が好きなストリッパーを演じた門脇麦、ビートきよし存在感を抜群のセンスで再現した
ナイツ・土屋伸之の二人は助演賞モノ。
中島歩や鈴木保奈美など、脇まで完璧なキャスティングがされていて誰一人不満がない。
Netflixが日本のコンテンツ強化に注力すると宣言してから
「全裸監督」や「ジョジョの奇妙な冒険」といったドラマ・アニメが生まれた。
そしてついに、決定打と言える映画が生まれた。
Netflixと契約している映画好きは、
年末の忙しい時期ではあるが何とか2時間を工面して再生ボタンを押して欲しい。
配信中■Amazonプライム:青天の霹靂
【関連記事】映画「青天の霹靂」本日公開(2014年5月)より一部加筆・改稿して再掲。
劇団ひとりの記念すべき初監督作品。(「陰日向に咲く」は原作のみ)
自身の書き下ろした同名小説を、今度は脚本・監督も本人が務める
気合いのいれようだが、気合いが空回りすることなく
どこか職人っぽささえ漂わせる落ち着いた作り。
緻密に練り上げた脚本と、過去の名作を相当に研究・吸収したであろう演出法、
もう他のキャスティングは考えられない大泉洋の起用によって
監督デビューとは思えない上質な作品となっている。
ベストセラーになった「陰日向に咲く」は
「ROOKIES」「JIN」の平川雄一朗が監督を務めていたが
オムニバスというよりは単に薄めのエピソードの寄せ集めになっていた。
本作は「陰日向」より焦点が絞られた分、各登場人物の掘り下げも充分で
90分でコンパクトにまとめたのもお見事。
一点だけ、柴咲コウに母性が足らないため後半やや物足りなくなるのが残念。
池脇千鶴なら満点の映画になっていたに違いない。
劇団ひとりのコントはいつも現実から「少しだけズレている」。
日常から大きく逸脱しない、わずか数%のズレが笑いを生み出す。
このテニニックは、誰よりも「ズレていない状態」を熟知していなければ成立しない。
「ズラさないまま撮った」本作が真っ当に出来上がるのは当然の話なのだ。
松本人志、品川ヒロシといった吉本勢を吹き飛ばし
お笑いからの転身組として華麗な首位デビューを飾った劇団ひとり。
優等生過ぎてオリジナリティに欠ける点もあるにはあるが
「世界の中心で、愛を叫ぶ」のような、万人受けする感動作としてなら100点。
こういった作品は東宝が最も欲しいタイプの作品であろうし、
もう次回作の話も舞い込んでいるかも知れない。
数年後には日本映画界でトロフィーの1本や2本は穫っていそうな予感。
映画「青天の霹靂」はAmazonプライムビデオで見放題配信中。(*2021年12月現在)
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いろいろと教えてくださって、感謝しています。
良いお年をお迎えください。
おっしゃることすごくわかります。
強いてあげた難点も同意です。
カメラワークに関しては
エマニュエル・ルベツキの撮影スタイルを
真似てやっているのかなあと思っていました。
「トゥモローワールド」や「バードマン」でも見られた
少し高い視点からの長回しはルベツキの十八番ですからね。
記事の中で「過去の名作から学んだと思しき演出法」と書いたのは
このあたりのカメラも含めてなんです。
でもまぁ、真似ていけないわけではないですから(笑)
何より本編がすごく良い出来なので、私も次回作に期待しています。
本年も大変お世話になりました。
良いお年をお迎えください。
もう何も言うことはありません。^^
ですが、簡単に拍手してしまって、劇団ひとりがダメになってしまうといけないので^^
重箱の隅を突いてみますと、ゆるーく動くカメラワークが、じれったかったですね。
「カメラ固定での決めどころ」を際立たせるための演出なのかも?ですが、
そんなに多用しなくても・・と。
あと、時間が行ったり来たりするところを、もうちょっと丁寧にしてほしかったです。
あっちこっちに行かれると、我に返ってしまうのですよね。
「あれ?いまどこ?」みたいな。
やっぱり時間の取り扱いは難しいですね。。
とはいえ、そんなことは些細なことでしかありません。
鯨の店での二人の掛け合いは、私の目には、完全に深見とたけしに映りました。
あそこはもっと長く見ていたかった。幸せな時間でした。
最後のセリフには、私もぽろっと涙がこぼれました。
師弟愛ってええな、と。
笑いの間も、さすがは芸人・劇団ひとりの作品だけあって、抜群です。無理がない。
大泉さんのリードもあったのでしょうが、柳楽君の息もほんとによかった。
観ると、元気になる作品でした。
劇団ひとりの、次の作品を早く観てみたいですね。
このために加入するのも全然ありだと思います。
ただ、ご存知の通りNetflixはお試し期間が設けられていないので
加入前に見たいコンテンツのあたりをつけておいて
1ヶ月なり期間を決めて片っ端から見るのが良いと思います。
Oculusとの相性も良いですよ(笑)
あまり時間とれないのでネトフリとか加入してなかったのですけど、これは悩みます。
これだけのためにとりあえず1ヶ月だけ加入しようか考えているところです。
ネトフリは無料お試し期間はなさそうですね…