▼紅白で初めて知った人に最適な『藤井風の1年10ヶ月』を駆け足で振り返る
<Amazon>
発売中■CD:LOVE ALL SERVE ALL 初回限定盤 / 藤井風
発売中■CD:HELP EVER HURT COVER / 藤井風
発売中■Blu-ray: 藤井風 Fujii Kaze "NAN-NAN SHOW 2020" HELP EVER HURT NEVER
発売中■Blu-ray:Fujii Kaze “HELP EVER ARENA TOUR"
<楽天ブックス>
発売中■CD:LOVE ALL SERVE ALL 初回限定盤 / 藤井風
発売中■CD:HELP EVER HURT COVER / 藤井風
発売中■Blu-ray: 藤井風 Fujii Kaze "NAN-NAN SHOW 2020" HELP EVER HURT NEVER
発売中■Blu-ray:Fujii Kaze “HELP EVER ARENA TOUR"
数曲のデジタル配信と1枚のアルバム、1枚のライブBlu-rayをリリースしただけで
紅白のトリをMISIAと共に飾るまでに上り詰めた藤井風。
華やかな場に臆することなく、いつもと変わらぬ様子で飄々と天才的なピアノを弾き
カメラ目線もへっちゃらな舞台度胸も見せつけながら圧倒的な存在感を放っていた。
依怙贔屓は承知の上で、間違いなく昨年の紅白は藤井風が持っていったと思う。
こうなることは「何なんw」を聴いた時から見えていたが
ここ(紅白)に辿り着くまでの速度は私の予想よりも遥かに早かった。
私が彼の存在を知ったのはYouTubeで、その頃はまだチャンネル登録数が1万人程度だった。
YouTuberとしてはまだ駆け出しレベルの数字だが、本日の登録者数は120万人。
紅白終了直後は118万人だったので、1日で約2万人の登録者増と紅白効果は絶大。
しかし、それでも昨年と同じように明日の午後2時から寝そべり配信をするらしい。
なんという天性、なんというサービス精神。
さて、では改めて当BLOGが過去に取り上げてきた過去記事から抜粋しつつ
藤井風の1年10ヶ月の軌跡を振り返ってみたい。
これを読むだけで、デビューからの藤井風をほぼフォローできるはず。
紅白で初めて藤井風を知ったという方の入門編になれば。
【2020年02月02日記事】Fujii Kaze(藤井風)が来そう
最近よく聴いているのが、先週初のEPがデジタル配信になったばかりの藤井風。
タイトル曲になっている「何なんw」は、出身の岡山の方言を使った歌詞がギャグではなく
オシャレにハマってメロディとの相性も抜群。キャッチーな楽曲になっている。
180cmを超える身長とモデルのようなルックス、クラシックピアノで培われた
音楽的な筋と勘の良さも兼ね備えた若干22歳。
6月には東京と大阪のZeppでワンマンライブも開催される。
東京はすでに完売だが大阪はまだ発売中。
きっかけさえあれば今すぐにでもブレイクしそうな大注目株だ。
【2020年04月08日記事】藤井風(Fujii Kaze)、待望の1stアルバム5月20日発売
ユニバーサルがプッシュするだけあり、最初からなんと2枚組。
しかも1枚は彼がインディーズ時代からライフワークにしてきた
ピアノテクニックを存分に味わえるカバー集。
高校生時代かたYouTubeを見続けて来たファンにとってはたまらない仕様。
アルバムのリードとして先行公開された「優しさ」がまた輪をかけて素晴らしい。
とても1stリリース前のアーティストとは思えない落ち着きとパフォーマンスは
ちょっと大袈裟に言えば宇多田ヒカルのデビューを彷彿する鮮烈さがある。
【2020年05月20日記事】藤井風1st本日発売
過去の名盤のリイシュー以外で久しぶりにCDを手にした気がする。
2度のライブ配信と、発売前日のリリース記念視聴イベントも大盛況。
着々と迫る大ブレイクの足音が聞こえていないはずもないが
それでも彼はジャージ姿のまま、岡山弁と英語をミックスしたトークを繰り出しながら
前日購入したとの報告に「フライングゲット」のポーズを決める茶目っ気も見せていた。
23歳らしい振る舞いと、23歳とは思えない歌詞世界とメロディ。
卓越したピアノ&ボーカルテクニック。
これほど条件の揃ったアーティストは米津玄師や宇多田ヒカル以来ではないかと思う。
【2020年05月21日記事】藤井風「HELP EVER HURT NEVER」オリコンデイリー1位獲得
メディア露出をこれだけ制限されている中での1位は立派。
数字も1万枚と、ほぼ通販しか販路のない中では上出来すぎるほどのスタート。
初回盤に封入されたシリアルコードでは、購入者限定の無料招待ライブとは別に
年末から始まる全国ツアーの先行抽選申し込みも可能。
大阪のオリックス劇場と最終日である岡山市民会館を申し込んだ。
【2020年05月30日記事】藤井風の発売記念ライブ抽選、外れる
推しまくったの自分の自業自得でもあるのだが、藤井風の1stアルバムの発売記念無料ライブに落選した。
この時期に開催されるなら招待人数も少なかろうし、よりプレミアムな環境で生の歌と演奏を楽しめるはずと
余命を10年ぐらい削ってでも当たって欲しかったが駄目だった。
「なんとなくオサレなポーズで音楽をやってます」げなシンガー達を
まとめて時代遅れへと葬り去る、才能の塊な23歳。
このアルバムならグラミーを獲っても納得するレベルの名盤。
小袋成彬やSIRUPがやろうとして、でもどうしても超えられなかった壁を1stで軽々と超えてしまった。
日本人として今聴いておかないと絶対に損をする。
【2020年08月07日記事】藤井風「Artist on the Rise」本日20時よりプレミアム配信
【2020年10月31日記事】藤井風が新曲2曲同時リリース
【2020年12月25日記事】藤井風のライブが商品化決定
<Amazon>
発売中■Blu-ray: 藤井風 Fujii Kaze "NAN-NAN SHOW 2020" HELP EVER HURT NEVER
<楽天ブックス>
発売中■Blu-ray: 藤井風 Fujii Kaze "NAN-NAN SHOW 2020" HELP EVER HURT NEVER
2020年で一番印象に残っているアーティストといえば間違いなく藤井風だった。
10月29日に開催された日本武道館でのライブはYouTubeでダイジェストが公開されていて、
明らかに資料映像の撮り方ではなかったので円盤を発売するのだろうと思っていたらビンゴだった。
それにしても、コロナ禍の厳戒態勢で初めての武道館、生配信のおまけ付きだというのに
メジャーデビューまもないアーティストがここまで落ち着いていられるものだろうか。
舞台度胸の凄さと、安定した歌唱力には改めて惚れ惚れする。
【2021年02月25日記事】藤井風、新曲「旅路」を3月1日配信&初のテレビ生出演決定
報道ステーションは少し前にも藤井風の特集を組んでいたので
最初の生出演としては装飾過多な音楽番組よりもむしろ良いと思う。
実はさる1月21日に大阪で行われた1stツアーに参加してきた。
映画館に行くことすら未だ躊躇している基礎疾患持ちの私が
危険を冒してまで行くべきかギリギリまで迷ったが
昨年の東京公演も外れた今、もうこのツアーを逃すと藤井風の存在はさらにメジャーになり、
ライブのチケットもほぼ取れなくなるだろうと思い決断した。
初めて見る生のライブは予想していた通りに素晴らしく
ピアノだけでなくサックスも生で演奏してくれ(しかも「Just the Two of Us」のカバーで!)、
「今夜はブギー・バック」ではラップ部分もまとめてひとりでやりきってしまう離れ業を披露と
最初のツアーでこんなに手の内をさらけ出して大丈夫なのかと心配するほどのサービスぶり。
3月1日に配信の決まった「旅路」も弾き語りでやってくれた。
ライブ中のMCで「こう見えてワシもけっこう悩んどることがあるんよ」とこぼした部分があった。
猛烈なスピードでスターダムへの階段を駆け上っていくことや
天才だ天才だと持ち上げられることに対するプレッシャーも相当あろうし、
ライブとなるとYouTubeほどのフリースタイルでは演れないことへの戸惑いもありそう。
目まぐるしく変わる環境に適応するため、あれこれもがいている時期なのだろうと思う。
そんなこんなも含めて、「デビュー1年目の藤井風」を生で見届けられたことは貴重な体験だった。
【2021年03月15日記事】藤井風、ライブBlu-rayが4月21日に発売決定
【2021年07月23日記事】藤井風、9月4日に日産スタジアムにて無料招待&生配信ライブを開催
私の年齢からしても、これが最後に出会った天才になるだろうと確信している藤井風が
9月4日に無料招待&生配信のライブイベント
「Fujii Kaze “Free” Live 2021」を行うと発表し大きな話題となっている。
アルバム1枚リリースしたきりの”新人アーティスト”の藤井(のマネ)が選んだ場所は
キャパ7万人を超える日本最大規模の日産スタジアム(神奈川)。
可能な限りコストを抑えるためステージセットやバンドなども用意せず
天然芝の上にはピアノと藤井風だけの究極にシンプルな、
しかし最大限に藤井らしさを発揮できる構成になっている。
昨年末のライブでもいち早く同時生配信のシステムを構築し
さらに今回は無料招待&同時生配信。
藤井風の類い稀な才能もさることながら、
彼を支えるスタッフも相当優秀な人材が揃っているのだと思う。
【2021年09月11日記事】藤井風の大阪城ホール、落選
大スターへの階段を駆け上っていくのを喜ばしく思うと同時に
もう二度と生を観れるタイミングはないのではないかという一抹の寂しさも感じる今日この頃。
先日申し込んだ大阪城ホール2DAYSの抽選結果メールが届き、見事に落選だった。
最近、スタッフブログなどを読んでいるとファン層の拡大と同時に
いわゆるアンチも増殖し、藤井本人も含めチームが心を痛めている様子がうかがえる。
グッズの梱包や発送作業を藤井も手伝うほど小規模なチームで回しているため
届いたクレームや誹謗を本人が読んでしまうこともあるらしい。
これまでそういった雑音(悪意)とは無縁のところで伸び伸びと活動をしてきたので
フーリガン化したファンのエネルギーをもろに受け止めて疲れてしまわないか心配になる。
新曲の「燃えよ」について、スタジアムのライブで「自分を奮い立たせるために書いた」と語っていた。
だいぶ前のTwitterでも、昔からの友人と久々に再会した時に「変わった」と言われ
「わしは何も変わっとらんよ。変わったのはむしろ周りのわしを見る目」というようなことを書いていた。
本人の意識としては、部屋で寝そべり配信をしていた頃と何も変わっていないつもりでも
周囲が同じようには見てくれないことの息苦しさの中で、今必死に闘っているのかも知れない。
【2021年10月09日記事】0月14日22時30分〜★NHK総合「NHK MUSIC SPECIAL 藤井風」
ついにNHK MUSIC SPECIALに登場。
無観客で行われたスタジアムライブの裏側と、コロナ禍にデビューし一年半ほどが過ぎた
藤井風・24歳のリアルな今に迫るドキュメンタリー。
NHKの秋の音楽番組は年末の紅白を見据えた試験的な意味合いが強く
この時期に「SONGS」や単独特集の組まれたアーティストは出場(はなくともオファー)の可能性が高い。
【2021年10月20日記事】「Google Pixel 6 / 6 Pro」10月28日発売、藤井風とのコラボ企画も
Google Pixelと藤井風のコラボレーションも決定。
藤井はこれまでもSNSで頻繁に「孤独な人に寄り添いたい」と
メッセージを発信し続けてきたので、このプロジェクトには最適の人物。
初のCM出演も決定。
撮影は全編をGoogle Pixelを使用し、「燃えよ」のMVもPixelのみで制作されるとのこと。
【2021年12月24日記事】【祝】藤井風、紅白初出場が決定
ついに紅白の初出場が決まった。
音楽番組への出演をほとんどしないままいきなりの紅白出場は米津玄師の中継を思い出す。
12月20日には『できることはするし、祈りもする。あとはなるようになるだけ。』との
ツイートがあり、ソロとは別にもう一箇所出番があるのではないかと思っている。
【2022年1月22日記事】藤井風、待望のセカンドアルバム「 LOVE ALL SERVE ALL」3月23日発売決定
<Amazon>
03月23日発売■CD:LOVE ALL SERVE ALL 初回限定盤 / 藤井風
<楽天ブックス>
03月23日発売■CD:LOVE ALL SERVE ALL 初回限定盤 / 藤井風
待望のセカンドアルバムが2022年3月23日に発売決定。
初回盤は1stと同じくカバーアルバム「LOVE ALL COVER ALL」を追加した2枚組。
「HELP EVER HURT NEVER」の発売日には全曲を聴きながら
寝そべり解説する動画をアップしてくれたのだが(権利的なこともあるのか珍しく削除済み)
今回もやってくれるだろうか。
既発の「へでもねーよ」「青春病」「旅路」「きらり」「燃えよ」は全て収録し
未発表曲6曲を加えた全11曲構成。
サウンドプロデュースは現在あちこちのシンガーで名前を見かけるようになったYaffle。
カバーアルバムは前作と同じく藤井風の弾き語り音源で収録される。
さらに特製フォトブック(全52P)も同梱して初回盤4,400円。
▼謹賀新年
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
忍之閻魔帳
本年もよろしくお願いいたします。
バックダンサー付きはぶっつけでやるにはハードル高いですね(笑)
特番のあとの紅白なので、別格の待遇がされるのだろうとは薄々予想していて
大トリがMISIAだと発表されたときに「あ、ピアノ弾くかな」とも思いました。
ただ、こんなにも全部思い通りに実現するとは思っていなくて
改めてマネージャーさん以下、スタッフの有能さに舌を巻きましたね。
できれば今後もMステだのカウントダウンだのという
(敢えて言いますが)安い音楽番組には出ずに
徹底的に絞った露出を続けて欲しいと切に願います。
コメント欄が若干荒れてしまいご迷惑をおかけしています。
「辞めるぐらいなら力を抜いて好きなことだけ書く」をモットーに
今年ものんびり更新してまいりますので
よろしくお付き合いください。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
藤井風の紅白出演は私もファンながらヒヤヒヤして見てました、きらりはバックダンサー付けて決めてくれた方が良いんじゃないかとか、あまり喋り過ぎないでくれだとかw
NHKも藤井風を確かに推していましたが、批判があるのを想定の上で若手でここまで積極的に参加してくれたのも意外でした。
って書き込む前に、ここの掲示板のやり取りを見て少しブルーになってしまいましたが、、、自分と違う趣向の記事は単純にスルーすれば良いのに。
気にせずお体にご自愛いただきながら忍さんのペースで更新いただければと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
「D.P.」面白そうですよね。
まだ観れていないんですよ。
ネトフリだけでも観たいコンテンツが山ほどあって
本当に困ります。
私の場合、年齢的なこともありますし
時間をもっと有効に使わなければと今更考えています(笑)
18年はそうですね。GCが終末期に入って
DSが出て大ブームになった頃です。
3DSの裸眼立体視でも驚いたのに、
今ではQuest2でほぼ完全なVR体験ができるんですから
ゲーム機の進化はすごいなと改めて感じます。
Questは老眼が始まった我が身を呪いたくなる楽しさです(笑)
老害化していることは私自身が一番自覚してますよ(笑)
その上で、「そんな自分もそのまんま出しながら
無理せずに好きなことだけを取り上げていこう」と決めて
現在のスタイルになっているので
おそらく今後もUnknownさんのお気に召す形の
内容にはならないんじゃないかと思います。
「ゴリ押し」というのが何を指しているのかはわかりませんが
私が今ハマっているのが藤井風とOculus Quest2というだけで
数年後どうなっているのかはわからないことですし
「ああ、今ハマってるんだな」と解釈していただければ。
お正月もまだ三日じゃないですか。
のんびりまったりいきましょう。
D.P.が面白かったです。1話50分くらいでCMもありませんし映画とTVドラマの中間のような感じで楽しめました。話自体は最後まで救いがなかったですけど。
18年というと丁度DSが出た頃ですね。懐かしいです。あの頃の携帯端末はペンで操作するのが普通だったので、まさか指での操作がスタンダードになるとは思いませんでした(笑)
アフィの小銭稼ぎを18年続けているのは凄いと思いますがらが、明らかに昔と違うし、これが老害化なんだろうな。
いつ頃から読んでくださっているのかわかりませんが
当BLOGは2004年開設ですので今年でもう18年になるんです。
産まれたばかりの赤ん坊が高校卒業する年数ですから
書いている私も18歳年をとっているわけで
やりたいこと、興味のあることは変化していますし
そのことを自覚もしています。
ゲームの売り上げを出している頃、「映画のレビューなんていらない」
「お前は数字を出していればいい」というコメントを山ほどもらいました。
こうして今、「映画の1本でも紹介しろ」と言っていただけるのは
折れずに地道に書き続けてきた成果かなと
実はちょっと嬉しくもあったりします(笑)
スタンスを変えないことは素晴らしいですが
私は無理をせず気になったものにどんどんアンテナの向きを変えることで
細く長くやっていこうと思ってるんです。
ですので、よろしければ「また変なこと書いてんな」と思いつつ
お付き合いくだされば幸いです。
本年もよろしくお願いいたします。
本年もよろしくお願いいたします。
寝そべり配信、グダグダなところも含めて良かったですね。
「Higher Love」をやってくれただけでも大満足です。
春にセカンドを発売できるように頑張っていると言っていたので
楽しみにしています。
映画の1本でも紹介して欲しいです。
昔と比べてスタンス変わりましたね。
風さんは紅白出場以上に
今年も正月に寝そべり配信を
やってくれるのがお年玉を
貰えるぐらい嬉しいです(笑)
どれだけ成功してスターの階段を
上がっても、この寝そべり配信は
自身の変わらぬルーツとして
末永く続けてほしいですね。