ウインフロレゾンが脚部不安のため引退……。
もう一つ勝てそうな雰囲気だったので残念だけど、復帰できるか分からないぐらいの長期休養になるよりは早期に決断してくれたのは有り難いね。フロレゾンの所有はノーザンファームだからということもあるでしょうが。
募集された当初は気になる存在ではなかったけど、馴致→育成と調教を進めていくうちに“見どころがある”動きをするようになって、デビューする3カ月前に出資しました。あの当時のウインは直近まで様子見ができましたからね。
結果的に2勝しかできなかったし、惨敗も多かったし、調整ミスみたいなものあったけど、粕谷先生は期待を持って大事に大事に使ってくれました。結構、スリリングなレースもしてくれて楽しませてもらいました。特にトーセンホマレボシの2着になった中京の大寒桜賞はビックリしたなー。あの馬券を買わなかったのは痛恨の極みw
ノーザンファームに帰って繁殖牝馬として頑張ってもらいたいし、できれば産駒にも出資したい。牝系から流れるスタミナ血脈も魅力だし、フロレゾン自身が持っていたと言われる高いダート適正も産駒に受け継がれるといいな。
《愛馬の結果~2013年60R》
ダーズンローズ:10月20日 東京8R/3歳以上500万下(芝1600m)
結果:6着
東京8R・3歳以上500万下(芝1600m)単勝13番人気 83.5倍 6着 1分38秒5 上がり36秒1 プラスマイナス0kg 482kg
20日の東京競馬ではスタート後手で後方を追走。馬場の外めから徐々にポジションを上げ、直線はいい脚を使うも6着。
「ゲートは遅めでしたがギリギリ我慢してくれました。ただし、中ではうるささを見せていますし、輪乗りの時からヤル気マンマンでした。放牧から帰ってきて背中もだいぶよくなってきましたし、それに伴うようにパワーもかなりなものを感じていました。それが競馬に結びつけば、今日みたいに最後はいい脚を使ってくれます。外が伸びる馬場であったものの、道中は終始外目を回ってあの脚を使えているようにやはり能力はあります。掲示板まであと少しだったので非常に悔しいです。申し訳ありませんでした」(武士沢騎手)
「これまでとはパターンを変えて、レースに向かうにあたって今回は『走る』という部分のボリュームを増やした調教を課してきたことでテンションも高く、ゲートはちょっとヒヤヒヤしましたが、ジョッキーの扶助もあって何とか堪えてくれました。『走る』ことに重きを置いてきた分、外目がいい馬場状態であったとしても終始外々を回った上で最後までいい走りを見せてくれました。良馬場ならもっと際どいところまで来れたと思いますが、こればかりは致し方ないですね。ゲートはこれからも気を付けていかなければいけませんが、さじ加減を調節しながら能力を引き出していきたいと思います。権利を獲れれば続戦も視野に入れていましたが、気持ちをリセットする意味も兼ねて一旦放牧を挟むことも考えています」(金成師)
攻めの調教で臨んだ今回。馬場悪化の影響で際どい勝負にまでは持ち込むことこそできなかったものの、いい形で直線に向き、猛然と前を追う末脚には見るべきものがありました。厩舎陣営がいかにゲートをクリアしつつ、ダーズン本来の力を引き出そうと腐心してきたことが現れつつある結果だったと思います。惜しくも権利を逃してしまいましたし、このリズムを今後の良績に繋げていくためにも、このあとはひと息入れることを検討しています。
道悪はこなしてくれると思っていましたが、今回もやっぱりゲートが……。
今回はより攻撃的(?)な調教に変えての一戦だったので、陣営としては出遅れるのは想定内だったのかもしれません。あと少しで掲示板に乗れて出走権を得られただけに、6着という結果は残念。次はぜひとも良馬場でレースができればいいね。ゲートに関しては、調教再審査にならない程度に出てくれればいいよw