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FIFA女子ワールドカップ2019:なでしこ代表メンバーに永里召集?

2020-04-06 10:34:27 | 永里優季
2018年11月11日なでしこジャパン国際親善試合、 永里優季選手がこの試合に招集されるか興味があってその可能性を考察した。
永里選手がなでしこ代表に召集されなかった理由 として語られていたのは
  • 永里自身が「クラブに専念したい」と申し出た
  • 心の部分に物足りなさがある
永里優季選手がなでしこ代表を離れてから2年以上経過したが、
  • なでしこ代表招集に値する活躍をしているのだろうか?
  • 永里の代表への意欲、こころの部分はどうなんだろう?
それでは永里選手の活躍や代表招集の根拠と可能性を考察しましょう。


なでしこの2018年度の試合結果おさらい!

  • AFC女子アジアカップ ヨルダン 2018 優勝
  • 第18回アジア競技大会 ジャカルタ   優勝
アジアの大会とはいえ、2つのタイトルを手にしたのは なでしこジャパン2018にとって歴史的偉業。
FIFA女子ワールドカップ2011優勝の澤や宮間の率いたなでしこジャパン2011メンバーでも手にすることができなかった2冠。
ならばなでしこジャパン2018メンバーならワールドカップ2019優勝が期待できるぞ!


なでしこジャパンは FIFA女子W杯2019で優勝できるか

第18回アジア競技大会試合では圧倒的に押されながらも我慢強く粘り強く戦ったのが勝因。なでしこサッカーの代名詞、「なでしこらしさ」を発揮できたのは事実だが、内容的には、なでしこワールドカップ優勝はおろかベスト4を期待できるものではない。
なでしこジャパン2018の実力は「120%の力を発揮したらベスト8」という認識が正しいだろう。しかし、優勝の可能性を高める切り札が1人いる。
誰? 誰? 誰? 永里優季選手!


今さら永里を召集する必要があるの?

その根拠を3つ見つけました!

追記:2月15日に2月27日~3月5日に開催されるShebelievesカップの招集メンバーが発表されましたが、予想通り永里優季選手は召集されませんでした。一方、国際経験ゼロの選手が7名も召集された。もうすぐワールドカップなのに3年やってもなお若手発掘に執念を燃やすのはどうしてだろう?

永里優季選手をなでしこ代表に召集すべき3つの根拠
  1. 永里優季 アメリカのNWSLで大活躍
  2. なでしこジャパン Tournament of Nationsで惨敗
  3. 永里優季オーストラリアへレンタル移籍
それでは一つ一つ考察しよう。

根拠① 永里優季は世界最高峰のリーグで活躍

アメリカ女子サッカーリーグ(NWSL)はアメリカ代表に加え海外の代表選手が50名ほどプレーしている世界最高峰のリーグ。
永里優季(シカゴ・レッドスターズ)以外の日本人NWSLプレーヤーは
  • 川澄奈穂美 (シアトル・レイン)
  • 宇津木瑠美 (シアトル・レイン)
  • 川村 優理 (ノースカロライナ・カレッジ)
このリーグでは なでしこ代表の川澄選手が2017年度にアシスト王。
それが2018年4月に川澄選手がなでしこ代表に復帰した理由だ。

宇津木選手は2018年度シアトル・レインの最後の試合となった2018年度のNWSLチャンピオン決定戦出場を決めるプレーオフに出場

川村選手は2018年7月にクラブ世界一の決定戦とも言えるInternational Champions Cup women’s final(決勝戦)、なでしこ代表キャプテンの熊谷沙希が所属するオリンピック・リヨンとの試合で大ケガしてシーズンを棒に振った。残念ながら代表召集は無理だろう。

永里優季のNWSLでの2018年度シーズンの成績
  • 月間ベストイレブン賞 2回
  • 週間MVP賞 1回
  • 4得点7アシスト(アシストランキング2位)
なでしこ代表召集には申し分ない成績だ。


根拠② なでしこジャパン2018 Nations of Tournamentで惨敗

この大会は
  • アメリカが主催する女子サッカー4カ国対抗戦
  • ワールドカップ女子ランキングの6位~8位が参加
FIFA女子ランキング6月発表では なでしこジャパンは6位。
7月下旬~8月初めに開催されたこの大会でなでしこジャパンは3戦全敗

試合結果
( )FIFA女子ランキング
  • アメリカ(1位)2-4 負け
  • オーストラリア(8位)0-2 負け
  • ブラジル(7位)1-2 負け
キャプテンの熊谷を欠いたとは 2019ワールドカップでの活躍を期待するには程遠い成績だった。しかし悲観する必要はない、攻守の中心選手を欠いていたからだ。
現代表メンバーの川澄と宇津木に加えて 永里が代表メンバーになれば、
ワールドカップ2019でベスト4や優勝の可能性はぐっとアップする。
なぜなら、ワールドクラスの選手を熟知している永里が加われば
  • 攻撃力アップになる
  • 強豪チームに対する守備面対策が取れる

根拠③ 永里優季 オーストラリアへレンタル移籍

オーストラリアW-リーグ傘下のブリスベン・ロアーFCへの移籍が発表された。W-リーグのシ―ズンは11月から2月、計14試合。
どうしてNWSLシーズンオフのこの時期に移籍したのか、不思議に思いませんか?
あくまで私の直感だが「なでしこ代表復帰のため」と思う。
すなわち、この移籍は永里自身のなでしこ代表への意欲の表れである。
これで心の部分(代表への意欲)も問題なし。
召集する条件はすべて満たされたことになる。


なでしこ代表メンバーはいつ発表される?

なでしこ代表試合日程は
  • 11月11日、ノルウエー代表(FIFAランキング13位)戦
従って、なでしこメンバーが発表されるのは10月の終わりか11月の初め。

永里優季の試合日程は
  • 永里の試合日程は10月28日、11月4日、11月18日、・・・
つまり永里が招集されても現チームの試合日程には全く支障はない。
そして永里が代表に召集されなかった理由がなくなったとなると、
11月11日のなでしこジャパン代表試合に招集される確率は相当高いのではないか?


ズバリ、永里のなでしこ代表召集確率は何%?

ズバリ70%

100%と言いたいが、70%としておこう。
もし、このタイミングで召集されないと
なでしこワールドカップ2019への招集はほぼあり得なくなる。
なぜなら、
  • FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会までに残された期間は7カ月
  • ワールドカップ大会前のなでしこ代表試合はせいぜい6試合程度
 (例年3月に参加しているアルガルベ・カップを含めれば10試合程度)

追記:2019年度はアメリカ主催のSheBelievesカップに招待されたため、アルガルベ・カップには参加しません。


代表召集-最後のチャンス?

このタイミングでなでしこ代表に召集すれば 永里を核とした攻撃スタイルを確立するのに間に合う。
「アルガルベ・カップでいい結果が残せなかったから永里を招集する」、では遅すぎる。
むしろ、今がベストのタイミングと考えていいのでは?
これまで若手を十分試したので、なでしこ代表に足りないのは何なのか 分かっているハズ。
代表メンバーの発表が待ち遠しい、ワクワクする、サプライズを楽しみにしている。

期待しているぞ!
  • 永里優季の代表召集
  • なでしこジャパンワールドカップ優勝
追記 - 予想は大外れ!永里は召集されなかった!
予想は外れるもの!と開き直っても仕方ないが、永里が2年半ぶりに召集される確率はそれほど高くないだろうと思いながらも心の底で強く願っていたのは事実。
この予想が的中しなかったことに対して今でも納得いかない。そこで追跡調査してみたがどうも召集の声はかからなかったとしか考えられない。


まとめ

FIFA女子ワールドカップ2019に永里選手は召集されるだろう。
何よりもこれまで取りざたされていた召集しない理由がなくなったと判断しその根拠をリストした。
主な根拠は3つ
  • 永里はNWSLという世界最高峰の舞台でワールドクラスの活躍をしている
  • なでしこジャパン2018はNations of Tournamentで惨敗
  • NWSLのオフシーズンにオーストラリアでプレーを続けることを選んだのは復帰への意欲の表れと見た
そして召集は11月11日のノルウェー戦がベストのタイミングと読んだ。
何故ノルウェー戦かと言えば、
ワールドカップフランス大会までに7か月しかないので永里選手を核とした攻撃スタイルを整えるのこのタイミングを逃すと難しいのではないかと考えたからである。

追記:非常に残念であるが、FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会への召集の可能性はゼロと言ってよい。

【第2版】女子ワールドカップ2019: なでしこジャパン代表メンバー予想!

2020-04-06 06:54:31 | なでしこジャパン
FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会まで3カ月を切った。4月のヨーロッパ遠征(フランス戦、ドイツ戦)のメンバーがまもなく発表される。その顔ぶれを見ればFIFA女子ワールドカップ2019日本代表にどの選手が選出されるかほぼ100%は分かるでしょう。それではこれまでの招集メンバーなどをベースに予想(第2版)しましたのでご紹介したい。


なでしこジャパン代表メンバー予想のベースは?

① なでしこジャパン候補トレーニングキャンプ

今年1月31日~2月4日静岡で実施されたトレーニングキャンプに召集されたメンバ―27名は次の通り。

GK
池田 咲紀子、山下 杏也加
DF
鮫島 彩、有吉 佐織、阪口 萌乃、三宅 史織、清水 梨紗、大賀 理紗子、市瀬 菜々、南 萌華、北村 菜々美
MF
阪口 夢穂、宇津木 瑠美、中島 依美、松原 有沙、長谷川 唯、杉田 妃和、三浦 成美、長野 風花、宮澤 ひなた、遠藤 純
FW
菅澤 優衣香、横山 久美、籾木 結花、池尻 茉由、小林 里歌子、植木 理子
体調不良の為、鮫島 彩は不参加となったが、追加招集で田中美南が参加。
 
② SheBelievesカップ招集メンバー

今年2月27日~3月4日にアメリカで開催されたSheBelievesカップに召集されたメンバーは次の通り。

GK
山根恵里奈、池田 咲紀子(-)、山下 杏也加(-)
DF
鮫島 彩、有吉 佐織、熊谷紗希、三宅 史織(*)、清水 梨紗、大賀 理紗子、市瀬 菜々、南 萌華、宮川麻都
MF
阪口 夢穂(*)、宇津木 瑠美、中島 依美、松原 有沙、長谷川 唯、杉田 妃和、三浦 成美、坂口萌乃
FW
横山 久美、籾木 結花、池尻 茉由、小林 里歌子、遠藤 純
(-) 体調不良などで辞退、武仲麗依と齊藤彩佳を追加招集
(*) 出発前の国内合宿のみの帯同
トレーニングキャンプに招集されずにSheBelievesカップに招集されたメンバーはGKの山根とDFの宮川 2人。
 
③ ヨーロッパ遠征に加わる新たな選手は?

  • 猶本光、菅澤 優衣香、岩渕真奈でしょう
  • 猶本選手は、現在、SCフライブルクでほぼレギュラーとして試合に出場している。ドイツ選手を知っている点がプラス
  • 菅澤選手は、途中出場の多い切り札的な存在。アジア大会決勝ゴールを決めたようにチームが逆境の中でも得点が期待できる。SheBelievesカップのイングランド戦後半のような押せ押せの展開なのに無得点に終わったが、そうした状況でも体を活かしたプレーが期待できる
  • 岩渕選手はトレーニングキャンプにもSheBelievesカップにも召集されていない。理由が分からないがこれまでの実績からヨーロッパ遠征に加えたい
  • なお、三宅 史織と阪口 夢穂のコンディション良好という条件付き予想  
従って、4月のヨーロッパ遠征に招集される23名のメンバーは次の通り。ケガなどがなければこれがFIFA女子ワールドカップ2019フランス大会に召集されるメンバーとなる。

 
なでしこジャパン2019:ヨーロッパ遠征メンバー予想 


GK
山根恵理奈、山下杏也加、池田咲紀子
DF
鮫島 彩、有吉 佐織、熊谷紗希、三宅 史織、清水 梨紗、市瀬 菜々、南 萌華、宮川麻都
MF
阪口 夢穂、宇津木 瑠美、中島 依美、猶本光、長谷川 唯、杉田 妃和、三浦 成美、坂口萌乃
FW
横山 久美、籾木 結花、岩淵真奈、菅澤優衣香 


選手データ(所属、国際Aマッチ、得点など)

☆2011年W杯優勝経験選手
★2015年W杯準優勝経験選手 
簡易得点率:1点取るのに要する試合数(試合数÷得点) 
代表試合数:出場試合数(ベンチ入りだけではカウントされない)
正規得点率:ゴール数÷出場期間(分)x 90分 
 
GK

山根恵理奈★
  • スペイン レアル・ベティス
  • 187cm / 79kg
  • 28歳
  • 代表試合: 9試合
山下杏也加
  • 日テレ・ベレーザ
  • 170㎝ / 64kg
  • 23歳
  • 代表試合: 22試合
池田咲紀子
  • 浦和レッズ・レディース
  • 168cm / 60kg
  • 26歳
  • 代表試合: 14試合
 
DF

熊谷紗希☆★
  • フランス オリンピック・リヨン(ヨーロッパ最強)
  • なでしこキャプテン
  • 173cm / 63kg
  • 28歳
  • 代表試合: 47試合
  • リヨンではMF
鮫島 彩☆★
  • INAC神戸レオネッサ
  • 163cm / 53kg
  • 31歳
  • 代表試合: 54試合
  • 3得点
  • MFもOK
有吉佐織★
  • 日テレ・ベレーザ
  • 159cm / 51kg
  • 31歳
  • 代表試合: 28試合
  • 1得点
  • MFもOK
三宅 史織
  • INAC神戸レオネッサ
  • 165cm / 52kg
  • 23歳
  • 代表試合: 15試合
市瀬菜奈
  • ベガルタ仙台レディース
  • 160cm / 57kg
  • 22歳
  • 代表試合: 15試合
宮川麻都
  • 日テレ・ベレーザ
  • 160cm / 50kg
  • 21歳
  • 代表試合: 2試合
清水梨紗
  • 日テレ・ベレーザ
  • 160cm / 47kg
  • 22歳
  • 代表試合: 20試合
南 萌華
  • 浦和レッズ・レディース
  • 171cm / 62kg
  • 20歳
  • 代表試合: 2試合
  • U-20日本代表キャプテン

MF

中島依美
  • INAC神戸レオネッサ
  • 158cm / 48kg
  • 28歳
  • 代表試合: 43試合
  • 10得点
  • 簡易得点率: 4.3試合
長谷川 唯
  • 日テレ・ベレーザ
  • 157cm / 48kg
  • 22歳
  • 代表試合: 32試合
  • 5得点
  • 得点率: 6.4試合
三浦成美
  • 日テレ・ベレーザ
  • 156cm / 48kg
  • 21歳
  • 代表試合: 5試合
  • 0得点
坂口萌乃
  • アルビレックス新潟レディース
  • 157cm / 50kg
  • 26歳
  • 代表試合: 11試合
  • 1得点
  • 簡易得点率: 11.0試合
宇津木瑠美☆★
  • アメリカ シアトル・レイン
  • 168cm / 59kg
  • 30歳
  • 代表試合: 45試合
  • 2得点
  • 簡易得点率: 22.5試合
坂口夢穂☆★
  • 日テレ・ベレーザ
  • 165cm / 56kg
  • 31歳
  • 代表試合: 52試合
  • 5得点
  • 簡易得点率: 10.4試合
猶本光
  • ドイツ FCフライブルグ
  • 158cm / 53kg
  • 25歳
  • 代表試合: 13試合
  • 0得点
杉田妃和
  • INAC神戸レオネッサ
  • 161cm / 53kg
  • 22歳
  • 代表試合: 4試合
  • 0得点
 
FW

横山久美
  • 長野パルセイロ・レディース
  • 155cm / 52kg
  • 25歳
  • 代表試合: 30試合
  • 13得点
  • 簡易得点率: 2.3試合
  • 正規得点率: 0.81(1試合当たりの得点)
  • 1得点に要する出場時間:90÷0.81=111分
籾木結花
  • 日テレ・ベレーザ
  • 153cm / 49kg
  • 22歳
  • 代表試合: 24試合
  • 8得点
  • 簡易得点率: 3.0試合
  • 正規得点率: 0.72
岩渕真奈☆★
  • INAC神戸レオネッサ
  • 156cm / 52kg
  • 25歳
  • 代表試合: 39試合
  • 14得点
  • 簡易得点率: 2.8試合
  • 正規得点率: 0.58
菅澤優衣香★
  • 浦和レッズ・レディース
  • 168cm / 65kg
  • 28歳
  • 代表試合: 32試合
  • 8得点
  • 簡易得点率: 4.0試合
  • 正規得点率: 0.45
 

なでしこジャパンチーム(23名)予想プロフィール

  • W杯・五輪 経験者:8名
  • 平均年齢:25.2歳
  • 22歳以下:8名
  • 30歳以上:4名  
 

2019年2月~3月 強豪国代表チームプロフィール

全て直近のランキング最上位国との試合でのスタメンー対象
経験者:ワールドカップ・五輪に出場経験のある選手(経験値の高い選手)
 
W杯・五輪 経験者
 
代表チーム
W杯・五輪
経験者
経験値%
日本
4
36
アメリカ
6
55
カナダ
11
100
ドイツ
5
45
フランス
7
64
イングランド
7
64
オーストラリア
8
73
ブラジル
9
82
スウェーデン
10
91
オランダ
8
73
平均
7.5
68
 

平均年齢・22歳以下・30歳以上の選手数
 
代表チーム
平均年齢
22歳以下
30歳以上
日本
25.5
4
2
アメリカ
26.4
2
3
カナダ
27.1
1
5
ドイツ
25.5
1
0
フランス
26.5
2
3
イングランド
27
1
2
オーストラリア
27.1
1
3
ブラジル
29
1
5
スウェーデン
28.4
0
4
オランダ
26
2
1
平均
26.8
1.4
2.8
 

強豪国スタメン総評
 
日本
  • 世代交代中
  • 国際大会やW杯などの経験者が極端に少ない
  • 平均年齢25.5で強豪国では最も低い
  • 先発メンバーは流動的
  • 昨年11月のノルウェー戦比:スタメン5名変更
アメリカ
  • 若手とベテランのバランスが取れている
  • 平均年齢・経験値は昨年度より下がった
  • メンバーはかなり固定している
  • 昨年11月のカナダ戦比:スタメン3名変更
カナダ
  • W杯や五輪などの国際大会経験者が極めて多い
  • 30歳以上のベテランが多い
  • 昨年度より平均年齢がぐっと上がった
  • 最年少は20歳だが、中堅選手が比較的少ない
  • メンバーは固定している
  • 昨年11月のUSA戦比:スタメン変更1名
ドイツ
  • 世代交代ほぼ終了
  • 国際大会やW杯などの経験者が少ない
  • 30歳以上のスタメンがいない
  • 平均年齢も日本と同じく低い
  • メンバーはやや流動的
  • 昨年11月のスペイン戦比:スタメン変更5名
フランス
  • 世代交代完了
  • 若手とベテランのバランスが取れている
  • メンバーはかなり固定されている
  • 今年1月のUSA戦比:スタメン変更2名
イングランド
  • 25歳~27歳の選手が多い
  • 平均年齢27と記したが、34歳のGKを除けば26.3歳
  • 昨年11月スェーデン戦で0-2の敗戦でスタメンを大幅変更
  • その結果?2019SheBelievesカップで優勝
  • 昨年11月スウェーデン戦比:スタメン変更7名
オーストラリア
  • 参考にしたデータが韓国戦
  • 4月の米国戦データで更新予定
  • 30歳以上が3名いる。一方、最年少は18歳
  • 昨年11月チリ戦比:スタメン変更4名
ブラジル
  • 世代交代が進んでいない
  • W杯・五輪経験者が多い
  • 30歳以上が多い。最年長は41歳。
  • 昨年10月イングランド戦比:スタメン変更4名
スウェーデン
  • 世代交代があまり進んでいない
  • W杯・五輪経験者が多い
  • 若手が少ない
  • メンバーはかなり固定されている 
  • 昨年11月イングランド戦比:スタメン変更3名
オランダ
  • 世代交代はかなり前に終了している
  • 中堅でもW杯・五輪経験者が多い
  • ユーロ選手権を制した後伸び悩んでいる
  • 2017年8月のヨーロッパ選手権決勝戦比:スタメン変更4名
  • 昨年11月スイス戦比:スタメン変更3名 


まとめ

FIFA女子ワールドカップ2019フランス大会なでしこジャパンメンバーを予想したが、
  • 第1版のような期待値を込めた予想ではなく、
  • これまでの招集データを基にした予想
フランス戦、ドイツ戦の招集メンバーを基に5月初旬最終予想予定。
また、強豪国の代表メンバーのプロファイルをスタメンを基に考察。
  • W杯・五輪経験者数
  • 平均年齢
  • 先発メンバーの変化 
その結果、
  • 経験値の高い国はカナダ、スウェーデン、ブラジル
  • 一方、経験値の低い国は日本とドイツ
  • 平均年齢が高いのはブラジルとスウェーデン。世代交代が進んでいない裏返しとも言える
  • 平均年齢が低い国が日本とドイツ。世代交代進行中と言える
  • ワールドカップスタメンをほぼ固定してこの時期の国際大会に望んでいるのがカナダやフランス
  • USA、スウェーデン、オランダはスタメンはほぼ決まっているが相手チームに応じて変更
  • オーストラリアとブラジルはややスタメンを模索している状況
  • 日本とドイツはスタメンを模索中
  • イギリスは昨年11月の敗戦で思い切ってスタメン変更。それが功を奏してかSheBelievesカップで優勝
ということで強豪国のFIFA女子ワールドカップ2019フランス大会に向けてのチーム作りの進捗状況にかなり差がでている。

こうした差がW杯本番でどのような結果をもたらすか、そういう視点でW杯を見るのも興味深い。