ヒルネボウ

笑ってもいいかなあ? 笑うしかないとも。
本ブログは、一部の人にとって、愉快な表現が含まれています。

聞き違い ~胃カメラ

2023-12-10 23:28:36 | ジョーク

   聞き違い

    ~胃カメラ

カッターナイフ 勝手な畏怖

胃カメラ 医家奴等

ボート部 棒飛ぶ

ソーダ水 相談数

(終)

 


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漫画の思い出 花輪和一(12) 第五話『外術(がいじゅつ)』第六話『蟻地獄』第七話『胎内岩』第八話『不幸蟲』第九話『三二九一九六九六(みにくいくろぐろ)』第十話『亀男』第十一話『家蟹』

2023-12-10 00:44:02 | 評論

   漫画の思い出

    花輪和一(12)

第五話『外術(がいじゅつ)』

「外術」に「がいじゅつ」と振る理由は不明。

<仏教から見て、怪しげな外道(げどう)の術。魔法。今昔物語集(20)「京に―と云ふ事を好みて役とする下衆法師ありけり…馬・牛の立てる尻より入りて口より出づなど」

(『広辞苑』「げ・じゅつ【外術・下術】」)>

『今昔』のこの話を、誰かの漫画で見たような気がする。「魔法」ではなく手品で、その種明かし。白土三平だったか。手塚治虫? 

第六話『蟻地獄』

ヒロインの母親がアリジゴクを食べてアリジゴクになった。

つい見てしまうが、話は面白くない。尻切れ蜻蛉。

第七話『胎内岩』

尻切れ蜻蛉。作者は再生の物語を試みながら、そんな自分を笑ったのか。

第八話『不幸蟲』

「なんじゃこれは……」

こっちが言いたい。

第九話『三二九一九六九六(みにくいくろぐろ)』

「雪ドケノ ミチヨリモナヲ ミグルシク 鹿ノ子マダラニ 髪ハチルラム」

本歌不詳。「ナヲ」は〈ナホ〉が適当。

第十話『亀男』

この作品集で唯一まとも。

亀になったつもりで妄想の幸福に浸る息子を、父親が殺す。

父は息子の夢を狂気と決めつけるものだ。

第十一話『家蟹』

『亀男』の変奏。

<「平家蟹だっ!」

「はげしい平家一門の恨みが 姫を蟹にしてしまったのだ」

「頼朝の首を討ちとって 入道さまの墓前にそなえた時 姫は この世の人にかえれるのだ!」>

「頼朝」は父の象徴。作者は父殺しを女に委ねる。

(12終)

 


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