生命(いのち)の持つ不思議さ、尊さ、多様性を花になぞらえ、編みつけ技法(タペストリーワーク)で一つ一つパーツを作り、ネックレスに仕立てました。生命が置かれた状況でありのままに生きられることを願いながら作りました。
本作「生命(いのち)の花」はAJCクリエイターズコンテストにて「入選」いたしました。昨日27日まで東京上野にある東京都美術館にて展示されておりました。
展示中にご案内すべきでしたが、
昨今のコロナ禍と東京都知事の非常事態宣言で展示期間が短縮されたため、展示が終了してからのご案内といたしました。
「色味堂」としてブログを立ち上げてから12年が経過し、次のステップを踏み出すためにはじめてコンテストに挑戦しました。
昨年10月にコンテストにエントリーし、
構想を練り作品制作に取り掛かったのは年末。そして年始の忙しさと体調不良から制作がしばらくストップし、出来上がったのは2月。大急ぎで撮影し、委員会に提出する一次審査の書類を書いてポストに投函したのは締め切り5日前。
というタイトなスケジュールになってしまい、制作しながら感じた無力感と自身の技術の拙さに打ちのめされていたので、一次審査通過の報せが来た時には全く信じられず(笑)本当に自分宛の書類なのか何度も何度も封筒に印刷された住所を確認したほどでした。
今回の結果を糧に初心を忘れず制作できることの喜びを大切にしながら頑張っていきたいと思っております。
画像は二枚目以降のディテールのアップは一次審査の書類にプリントアウトして添付したものです。
インスタグラムでは載せられなかったため、こちらでご紹介いたします。
自分で見ると拙い部分があり恥ずかしいのですが、ご覧いただけると幸いです。