医療経営士のブログ

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ゾウさん、お名前何て言うの?

2024-06-12 | 日記

みなさま、こんにちは。

ネットや新聞で、昨日の記事をご覧になった方も多いと思いますが、なんとも可愛らしくて…。

「ゾウさんは、お互いに名前を呼び合っている」と、

米コロラド州立大などのチームが、英科学誌ネイチャーの関連誌に発表したのです。

 

           毎日新聞

 

ケニアの国立公園で、アフリカゾウの「ランブル音」という低い鳴き声を利用。

これは、遠くにいて見えない相手に呼び掛けたり、大人が子供を世話する時に使われるものらしい。

2020~2022年の間、さまざまな相手を呼ぶ声を録音収集した上で、17頭のゾウにそれらを聞かせると、

自分を呼ぶ声には返事をしたり、スピーカーに近づいたりしたが、他のゾウを呼ぶ声への反応は薄かったそう。

あの大きな耳で、ちゃんと内容を聞き分けているのですね、 すごい!

 

イルカやオウムは、仲間が発する音を真似して呼び合うことがわかっているが、

ゾウは、人間に近い方法で互いに呼びかけ合っていると。

ゾウが名前で呼び合うのは、長い距離を移動している時や、大人が子どもに呼びかける時に多かったという。

 

ゾウは、家族や親族などの集団に属し、

年齢・性別といった自分に関する情報や感情を、声でやり取りするおしゃべりな動物。

複雑な社会関係を生きる上で、各メンバーに名前を付ける必要があった、とチームは考えているそうです。

 

そう言えば、以前こんな記事がありました。

群れの中で最も小さな赤ちゃんゾウが、崖を必死に登ろうとするのだが、滑ってなかなか登ることができない。

すると、群れのメスリーダーのゾウが近づいてきて、後ろからお尻をそっと押し、

赤ちゃんゾウは崖の上にたどり着くことができた。

この瞬間をビデオに収めた人は、

「ゾウは思いやりがあり、互いに助け合うことができます。

 群れのメスリーダーが助けに来て、誰も取り残さないようにしたのです!」と。

 

          YouTube 

 

裏表のない、無垢な動物の自然な行動に、心打たれます。

本来、人もこうあるべきなのでしょうに…。

 

「○○ちゃ~ん、もう寝なさいよ!」

「わかった、お母さん、おやすみなさい…」

と、今もアフリカ草原のどこかで会話しているかもしれませんね。