みなさま、こんにちは。
アメリカ大統領選で、討論会が始まりました。
この秋、誰が大統領に選ばれるのか、日本だけでなく世界中が見守っていることでしょう。
NHK
「自分の考えを、自分の言葉で、相手に伝える」というのは、社会の中でとても大切なこと。
昨日、幸せな職場のお話をしましたが、
ちょっとした言葉がけで、組織全体の雰囲気も、個人のモチベーションも変わってくるのですから。
あのNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」でも紹介された、ある小学校の先生のお話です。
簡単な自己紹介スピーチも満足にできない6年生の、担任になった先生。
1年間、「スピーチ」を中心にした教育を行った結果、学級崩壊していた教室が見事によみがえったそう。
子供たち一人ひとりが積極的な人間に育ち、温かい絆で結ばれた集団へと変貌していったという。
つまり、コミュニケーションの指導が、子供の人間形成に重要であると証明されたとして、
今の学校教育に、算数科や国語科などと同じように、「コミュニケーション科」が必要だと訴えています。
中村堂 (2021/3/26)
「コミュニケーション科」を、『温かい人間関係を築きあげる力を育て合う教科』と定義づけ、
『人との関わり、言葉への興味・関心、即興力、自分らしさ力、対話・話し合い力、
個と集団を育てる議論力、社会形成力』 を育てていこうと提案しているのです。
確かに、この科目って、これから大切になってくるように思いますね!
ネットで調べると、
「コミュニケーション」というのは、情報の伝達だけで充分に成立したとは見なされず、
人と人の間で、意志の疎通が行われたり、心や気持ちの通い合いが行われたり、互いに理解し合うことが起きたりして、
はじめてコミュニケーションが成立する。
とありました。
つまり、一方的に言いたいことを言うのは、コミュニケーションではない。
昨日の大統領討論会は、やはりディベート?であって、コミュニケーションではないということですね。
当院では、毎月1回、月初めに全体朝礼を行っています。
そこで、その月が誕生日のスタッフが、1分間スピーチを行うのが恒例です。
何を話してもいいのですが、
さて、来月の人は何のスピーチをしてくれるでしょう…?
PS. そう言えば、青学の原監督の著書にも、学生たちに交替で1分間スピーチをするようにしていると、
ありましたね。