みなさま、こんにちは。
昨日の続きです。
当院で所蔵
左手にラグビーボールが大会用トロフィー、右手にラグビーボールが当院にあります。
これらの彫塑は、この方「Anna Stein」さんが制作してくださったのです。
Anna Stein(アンナ・スタイン)さんのHP
それは、十数年前、院長がパリ大学医学部の見学に行った時のこと。
パリの中にある、パサージュを散策していた時、Annaさんの作品に遭遇したのでした。
そこは、Annaさんの、お店、兼アトリエ、兼住居(2階・3階)。
後で知ったことですが、パリのパサージュにお店を出すのは、審査などもあり大変なステータスだそう。
パサージュ(日本で言うところの商店街?)
お店には、さまざまな彫塑や大きな絵画が無造作に置かれているのですが、一つ一つの作品が独特。
すばらしい芸術家です。
自分で油絵を描く院長のこと、身振り手振りで会話しながら、パリの記念にと、
その中の一つを選んで日本に送ってもらったのでした。
Annaさん作品集の本
そして、日本に帰国した後、Annaさんがプレゼントしてくださった作品集の本を眺めているうちに思いついたのが、
このトロフィー。
院長自身が、自分の右手と左手でラグビーボールを持ちあげている写真を何枚も撮影して、
それらをAnnaさんに送り、制作していただいたのです。
ラグビーボールの形を制作中? 制作中のボールの奥には手の形があります
Annaさんもこの提案を大変喜んで、制作中の様子を、ご自身のホームページにまで掲載してくださっています。
こんなご縁があると、遠いフランスも近くに感じますね。
ちなみに、このボールには、「CAMARADERIE(友情・友愛)」の文字が刻まれています。
これは、大会に集い、同じラグビーボールを追いかける子供たちへのエールです。
CAMARADERIE(友情・友愛)
このトロフィーが、
「日本の小さなラガーマン・小さなラガーウーマンと、フランスとの懸け橋」になるといいなあ~。
それにしても、改めて… 院長の行動力、決断力には頭が下がります。
PS 昨日のブログで、大会用と当院所蔵のトロフィーの左右を、反対に記述していました…。