HAYAKAWA

私が生きた奇跡

人生は、人脈で変わるモフモフ(´ω`*)

2013-10-08 08:26:48 | 今すぐ見ろ!











生意気なのに仕事を頼まれる人の下地づくり 人脈で人生を変えろ!

新世代リーダー予備軍とも言える10代の優秀な若者は、どんな未来を描いているのか。「スーパーIT中学生」「スーパーIT高校生」として早くから独自の道を切り拓いてきたデジタルクリエー ターの灘高生が、未来予測を発信。ITや政治、経済、教育、ときにはアイドルや女の子ネタまで、感度の高い移り気なアンテナがキャッチするまま書き連ねる。

Tehuの言葉 「人脈で人生を変えろ!」

■就活フェアの光景は気色悪い

大学生の就活解禁は12月。その時期が近づいてきました。

東京ビッグサイトのような国際展示場に並ぶ、ついたてで仕切られた各企業のブース。そして、リクルートスーツに身を包んで通路を整然と歩く大学3年生たち。毎年のように報道される「就活フェア」の様子ですが、よく考えてみるとなかなか気色悪い光景ではないでしょうか。

今年の夏、堀江貴文さんとトークショーをしたとき、堀江さんは「就職というのが理解できない」とおっしゃっていました。

ボクもほぼ同意見です。就職したら楽しいことができないだろうなあと思っているわけですが、もちろんみんながみんな、そうではないこともわかっています。

たとえば、半沢直樹のように銀行員を目指している人(半沢は復讐の意図もあったようですが)が、いきなりゼロから銀行をつくるのは不可能に近いでしょう。そういう人なら企業体に所属するのもまったくかまいません。

ボクが嫌なのは、会社を選ぶときに、いまだに大博覧会のようなものが開かれていて、就活生が会社に選んでもらおうとしているように見えることです。

■就活性はもうちょっと生意気でいい

思うに、就活生はもうちょっと生意気でもいいのではないでしょうか。会社に選んでもらうのではなく、会社側から「頼む、入ってくれ!」と言われるぐらいになる。そのほうが仕事もしやすいのではないでしょうか。

会社は事業をうまくやってくれる社員が欲しいわけで、本当に欲しい人材がいれば入社を頼むなんてこともあるはずです。

ボクなんかは叩かれることも多いですが、あえて生意気にしているぐらいです。もちろん、持たざる者がただ生意気なだけでは使えない人間なので、持てるものはしっかり持っておきましょう。

いわゆる「能力」は大学なりなんなりで磨いていただくとして、閉鎖的な学校にいるだけでは得られないものを持っておく。それこそが「人脈」です。

■人脈とは「数」ではなく「広さ」

ボクは自分で言うのもなんですが、高校生としては一番広い人脈を持っていると思っています。IT業界はもちろん、政界、財界、芸能界、町工場や職人など……。

人脈とは、お偉いさん何人と知り合いという話ではなくて、いかにいろんな業界に広い顔を持っているかです。自分の将来における選択の幅が広がるだけでなく、自分では解決できない壁にぶち当たったときに、すぐにヘルプが得られるようになり、自分自身の可能性を高めることになります。

さらに、人脈を広げれば、それだけ就職のチャンスも広がります。ボクの友人には、会社に人脈があって、入社を懇願されたという人がたくさんいます。そういう人たちは、入社時からいい意味で偉そうにできるし、やりたい仕事をさせてもらえて、成果を上げることができます。

■アピールポイントで「最初の一人」にアタック

では、どうしたら人脈を広げることができるのか。

まず、アピールポイントを持ちましょう。ここは就活の面接に似ているかもしれません。高校生以下の人であれば、それ自体がアピールポイントになります。IT業界では、女性というだけでもちょっとしたアピールポイントになります。

ただし、学生であること以外にしっかりとしたアピールポイントを持っておくことが大切。客観的によくわかる実績でもいいですし、そうでなくても信念があって熱く語れるような、他の人とは違う経験があればよいでしょう。

これは「最初の一人」に出会うために必要になります。持っているアピールポイントでまずはアタックしましょう。

■あなたの評価は紹介の有無にあらわれる

「最初の一人」というのは、とても大事です。自分のことを理解してくれて、さまざまな業界に顔が広い人と出会えるかがカギになります。

よく初めて会った人に高く評価されたからといって満足している人がいますが、ボクの経験からすると、あなたに対する評価があらわれるのは別れ際の言葉ではなく、その後のメールです。もしもその人があなたを他の人に紹介すると言ってくれたら、それは最高の評価をもらった証です。

でも、その場では高く評価しているような言葉をかけられながら、その後、つながりがなくなってしまうパターンもあります。

自分を評価してくれる人に会ったからといって満足しないようにしましょう。そして、「最初の一人」の方が他の人を紹介してくれたら、どんどん会いにいきましょう。

そうやってお世話になった方々とのご縁は大切に! ボクの場合は定期的に連絡して、近況報告を兼ねてお食事にお誘いするようにしています。

■遠慮はしない、イジりもOK

縁ができた方とのおつき合いでは、遠慮はしないこと。たとえ年上でも、偉い方でも、その方が「イジられキャラ」であれば、うまくイジってあげる。嫌われないどころか、お互いに絆が深まります。

ただし、相手を傷つけないイジり方を身につけてからにしたほうがいいかもしれません。「イジり」という名の誹謗中傷をしてしまう人も多いようです。

また、謙虚なのはいいことですが、常に謙虚ではインパクトに欠けます。最初は謙虚に、本番は饒舌に、そしてお別れするときはまた謙虚に。

いかに相手に強い印象を残し、かつ嫌がられないようにするかをよく考えてみてください。

年上の人であっても、こちらが相手のお話をひたすら拝聴するだけでは、相手は面白くありませんし、得られるものも少ないでしょう。常に自分で情報収集を怠らないこと。その人が何か話をしてくれたら、それに関連する話題や自分の経験などを面白く語るようにします。

これをうまくやれる人は、みんなに好かれる傾向が強いです。

■自他共栄の精神を忘れない

最後に、これまで「人脈」という言葉を使ってきましたが、勘違いしないでほしいのは、あなたが相手にするのは「人」であるということです。決して「モノ」扱いしないこと。

そして、あなたが自分の人脈に相手を入れるように、相手の人脈にもあなたが入るのだということも忘れないように。自他共栄の精神を忘れず、自分の可能性を高めていってください。

来週は、こうして広げた人脈を活用して、エキサイティングな仕事をするための方法を披露させていただきます。

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