移りゆく日々

代わり映えのしない日々を少しでも彩りを添えて…

南予の旅

2016-05-07 09:59:16 | 日記
同じ愛媛に住んでいても なかなか行く機会がなかった南予地方。

松山を通り過ぎてまずは内子へ。

愛媛の小京都と呼ばれる内子は 和紙と木蝋(もくろう)で栄えた町。

商家が立ち並ぶ白壁の町並みは保存地区になっている。

ハゼの木を栽培し木蝋生産で財をなした豪商 上芳我家邸があり(重要文化財)
当時の作業過程が見える。




大森和蝋燭屋。
県下で一軒 江戸時代から続く伝統工芸の木蝋から作る「和蝋燭」を作り続けている。


和蝋燭は純植物性で 独特な色と艶。
風に強く すすは少なく 蝋が流れることなく燃える。
和蝋燭の芯は残っていくので芯を切りながら使う。
和蝋燭を支えいっそう映えるもにとして作られた鍛冶屋の手作り燭台と芯切り。
火を灯すと柔らかな炎は上下に揺れ動きまるで生きている様。



電気による照明がない時代 夜の明かりは蝋燭。
今のロウソクと違って一本一本手作りの和蝋燭の情緒がとても素敵。
お仏壇用に、電気を消して蝋燭の灯りでバスタイム???
な~んておしゃれじゃない。

次に訪れた内子座は次回へ。。。

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2 コメント

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Unknown (のん子)
2016-05-09 15:00:29
蝋燭って最近使ってないです。
停電時用に少しは置いていますが。

和蝋燭って芯を切りながら使うって知りませんでした。
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Unknown (ノクターン)
2016-05-09 22:20:20
>のん子さん

私もローソクは 仏さん用にしか使っていません。
使っているローソクは洋ローソクで石油から採れるパラフィン
だそうです。
和蝋燭は植物のハゼの実を使って 芯はい草で
和紙で包んでいきます。

和蝋燭を燃やしていくと芯が炭化して残ってしまうので
1センチ程残して切っていきます。炎の調節かねて。

ススがあまり出ないので お仏壇も汚れにくく
ちょっと高価でしたが 母のお供え用に。
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