先々週末、2泊3日で入院していた。
以下、その顛末である。
1月26日。
夢うつつで感じはじめた腹部の痛みはやがて激痛となり、矢も盾もたまらず半身を起こし時計を見る。
午前2時ちょうど。
起き上がり、やっとの思いでトイレまで行ったが何も出ない。そのうち痛みは治まるどころか、あぶら汗をともなってより一層ひどくなる。これまでに体験したことがない激痛だ。どうする?苦悶のなかで自問してみたが、いずれにしてもその前に妻に知らせねば。立とうとしたが、力が入らず崩れ落ちる。兎にも角にも声が届くところまでは、と這いずり出る。
「おーい」
別室に向かって声をかける。力のない声が情けない。二度目か三度目の声かけで異変を察知した妻が、あわててかけよってくる。息も絶え絶えに事情を説明すると、救急車ではなく、彼女が運転して昨年入院した総合病院へ行こうという。
同意をすると、まず電話をかけてくれた。病状を説明していた彼女に、ぼくがすぐ横にいるのを察知した電話の向こうの人(たぶん看護師だったろう)が、本人と代われないか?と問う。なぜだか少し痛みがやわらいでいたので経過や状況を説明していると、また徐々に痛みが引いてきた。
「たとえばカロナールのような痛み止めはないか」と聞かれたので、「虫垂炎で去年入院したときのやつがある」と答えると、とりあえずそれを服用して様子をみてほしいと言う。
異変があったときのためにと妻に横で付き添ってもらいながら就寝。ほどなくして、また激痛が押し寄せてきた。どれぐらい経ったのだろうか。時計を確認する。
4時20分。
便意あり。立とうとして両手両膝をつき、暫時そのままでいると、なぜだか急に痛みがやわらいできた。トイレに行き排便。下痢だが水液状ではない。色を確認。トイレを出て、痛みの再来におびえる心をなだめながらまた就寝。
5時30分にセットしているアラームで目を覚ます。
痛みがないと言えばウソになるが、まだほやほやの記憶であるあの激痛からすれば、痛みと呼べるほどのものではない。となるとあわてる必要もない。ゆっくり身支度を整えてからくだんの総合病院へと赴く。
問診のあと血液検査。肝機能の値が異常に高いと告げられる。データを見るとたしかに、ものによっては数十倍ほどにもなっているのだから、「異常」という表現を使うしかない。その後、各種生体検査を経て、また診断。
激痛の原因は胆石発作。だが、肝機能値の異常原因を特定するには至らず、絶食補液で要観察のためそのまま入院となった。その後、食事をとるようになっても痛みの再発はなく、全身症状もない。肝機能値も下がってきたので翌日退院。
結局、原因は胆石発作と特定され、その根本原因を断つために胆嚢除去手術をすることに決定した。
以上、胆石発作をキッカケとした入院の顛末を記したのは他でもない。これにもとづいて、文章生成AIを使ってある試みをしようと思い立ったからだ。
おあとは明日。GPT4.0との胆石問答につづく。乞うご期待。