「サーフィンするダース・ベイダー」という言葉を「ダース・ベイダー」で展開して画像を生成してみた一昨日だったが(→『サーフィンするダース・ベイダー』)、となるともちろん、「サーフィン」つながりという展開も考えられる。はて、誰にサーフィンをさせたらおもしろいか?
さほど考えることもなく浮かんだのが照ノ富士だった。
そう、第73代横綱照ノ富士春雄である。
ということで、Chat AI よる「サーフィンする照ノ富士」。
「照ノ富士」という固有名詞がどういう人物を指しているのかわからないのか、肝心の顔がのっぺらぼうだ。そして、その不安をあらわすように人物がごくごくちいさい(実際のところは、生成AIに感情はないので不安もないのだけど)。これではまったく話にならない。
さしずめ「照ノ富士」という固有名詞ではダメなのだろうと見当をつけ、一般名詞「相撲取り」で画像生成を試みようとしたが、待てよその前に、とさらにダメな確率が極めて高そうな名前で実行してみる。
「サーフィンする雷電爲右エ門」
いったい誰を念頭に置いているのか。「照ノ富士」の場合よりは顔がハッキリとしているし、人もきちんと描かれているが、当たり前だが、伝説の名大関雷電とは似ても似つかない。案さだが、それはまあ織り込み済みなので、本命を実行。いざ、「サーフィンする相撲取り」。
コイツはいい。
そのじつ、細部を見れば全然よくないのだが、ハワイ勢が一斉を風靡した昭和の大相撲界なら、どこかの部屋に居たような気がする風情の「お相撲さん」だ。
と、別の考えが脳裏に浮かんだ。
「相撲取り」の画像を著名な画家風に生成させる、というものだ。
余人は知らず、ぼくの場合は、画家といえばもちろんクロード・モネである。
「相撲取りをモネ風に描いて」
ん〜〜〜
この取ってつけた感がたまらない。
それにチョンマゲの違和感。
とどのつまりは、fatな感じが相撲取りっぽく見えるだけだが、そのベースが欧米であるはずのGPTならば致し方ないか。
なんて思っていたら、?、待てよ、この感じ。
ピンと来るものがあった。
あの作家ならもっとそれらしくなるのでは・・・
ナイスアイデアに思わず笑みを浮かべつつテキスト入力。
来た!
「お相撲さん」とはどんどんかけ離れていっているような気がしないでもないが、想像を上回るデキである。
指定したのは「ゴーギャン風」。
となるとお次はコレとアレのハイブリッドしかない。
「サーフィンする相撲取りをゴーギャン風に」
う〜ん、おみごと。
(なんでやねん、もーええわ)