答えは現場にあり!技術屋日記

還暦過ぎの土木技術者のオジさんが、悪戦苦闘七転八倒で生きる日々の泣き笑いをつづるブログ。

どっこい生きている

2024年11月01日 | ちょっと考えたこと
近ごろ流行りのNetflixというやつに登録した。『極悪女王』(白石和彌監督)を観るためだ。全5話を観終わった流れで、間髪を入れず『1985年のクラッシュギャルズ』(柳澤健著)を読んだ。
ふだんは下線、折る、書き込み等々なんでもありで、読了するころには購入時の見る影もなくなってしまう本たちが、今回にかぎってはほぼそのままなのは、『極悪・・・』をべたぼめしていた息子や娘が読むかもしれないと考えてのこと。
だが、そんな目論見も、「あとがき」になってあえなく潰え、思わず知らず端っこを折ってしまったページに書かれていたのは、こんな文章だった。

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人の心を動かすには、その人がその人自身になるしかない。欠点も、弱点も背負った上で、「私は私です」と、開き直ったその人自身を、見せていくしかないのだと思う。(雨宮まみ期間限定ブログ『東京を生きる』より)
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ということで、ゆえあって、「筆を進めることができない」から「書けない」に進行し「もういいか」まで高じたぼくの病も、約20日ぶりでジエンドのほぼ一歩手前から生還できた。どっこい生きている。(たぶん)またつづけられる(かな)。

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1 コメント

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グリーンスチール (鉄鋼材料エンジニア)
2024-11-16 16:52:46
それにしても古事記はすごいよな。ドイツの哲学者ニーチェが「神は死んだ」といったそれよりも千年も前に女神イザナミ神についてそうかいてある。この神おかげでたくさんの神々を生まれたので日本神話は多神教になったともいえる。八百万の神々が出雲に集まるのは、イザナミの死を弔うためという話も聞いたことがある。そしてそこから古事記の本格的な多神教の神話の世界が広がってゆくのである。私の場合ジブリアニメ「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」の感想を海外で日本の先進的な科学技術との関連をよく尋ねられることがあった。やはり多神教的雰囲気が受けるのだろうか。
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