お話の花束**~

デジカメと散歩(*^_^*)みいと一緒

練習曲・みずすまし

2013-02-03 | 思い出の写真



「みずすまし・高田三郎作曲」

パート練習の時は音がなかなか掴めなかったけれど
あらためて聞いてみると、素敵な曲でホッとしました。


「みずすまし」 高田三郎曲 吉野 弘作詩

一滴の水銀のような みずすまし
やや重く 水の面を凹ませて・・
浮いている 泳いでる
そして 時折 水にもぐる

あれは 暗示的なこと 
浮くだけでなく もぐること

わたしたちは
日常という名の 水の面に生きている
浮いている だが もぐらない
もぐれない-----日常は分厚い

水にもぐった みずすまし
その深さは わずかでも
水の阻みに出会う筈
身体を締めつけ 押し返す
水の力に出会う筈

生きる力を さりげなく
水の中から持ち帰る
つぶらな可憐な みずすまし
水の面に したためる
不思議な文字は 何と読むのか?

みずすましあなたが死ぬと
水はその力をゆるめ
むくろを黙って抱きとってくれる
静かな静かな 水底へ
それは水のやさしさ
みずすましには知らせない
水の やさしさ

みずさましと言うから、歌詞は短く
やさしいとおもっていたら長くて
あ~大曲である