「みずすまし・高田三郎作曲」 パート練習の時は音がなかなか掴めなかったけれど あらためて聞いてみると、素敵な曲でホッとしました。 「みずすまし」 高田三郎曲 吉野 弘作詩 一滴の水銀のような みずすまし やや重く 水の面を凹ませて・・ 浮いている 泳いでる そして 時折 水にもぐる あれは 暗示的なこと 浮くだけでなく もぐること わたしたちは 日常という名の 水の面に生きている 浮いている だが もぐらない もぐれない-----日常は分厚い 水にもぐった みずすまし その深さは わずかでも 水の阻みに出会う筈 身体を締めつけ 押し返す 水の力に出会う筈 生きる力を さりげなく 水の中から持ち帰る つぶらな可憐な みずすまし 水の面に したためる 不思議な文字は 何と読むのか? みずすましあなたが死ぬと 水はその力をゆるめ むくろを黙って抱きとってくれる 静かな静かな 水底へ それは水のやさしさ みずすましには知らせない 水の やさしさ みずさましと言うから、歌詞は短く やさしいとおもっていたら長くて あ~大曲である |