『tokotoko』

Fortune comes in at the merry gate.

『六弦心 Vol.1』

2012-05-25 | 音楽
今日は、『六弦心 Vol.1』を、
ギターの音を聴いています



BOWWOWのギタリスト山本恭司さんがプロデュースする、
トップギタリスト10組が弾く日本の唱歌です。



世界51ケ国で配信されています。

収録曲

仰げば尊し / 山本恭司
われは海の子 / 小沼ようすけ
故郷 / 西慎嗣
花 / 石原愼一郎
浜辺の歌 / 野呂一生&天野清継(お気楽ギグ)
赤い靴 / 小野瀬雅生
夕焼け小焼け / 原田喧太
荒城の月 / Syu
おぼろ月夜 / 青木秀一
さくらさくら / ICCOU
君が代 / 山本恭司

山本恭司さんはじめ、

EARTHSHAKERの石原愼一郎さん、元スペクトラムの西慎嗣さん、
クレイジーケンバンドの小野瀬雅生さん、ジャズギタリストの小沼ようすけさん、

カシオペアの野呂一生さんと天野清継さんとで結成された「お気楽ギグ」など。

 

 



ギターの弦の響きが、夕焼けを見せてくれたり、

海に連れていってくれたり、

懐かしい先生の顔を思い出させてくれたり、

心に、確かに届く、11の音。



『ATARU』

2012-05-25 | 立ち直っていく、という時に。
TBSの日曜夜9時~日曜劇場「ATARU」のことが、
現場で話題になりました



中居正広さんが、「サヴァン症候群」の謎の青年を演じています。



「サヴァン症候群」というのは、コミュニケーションなどの障害を持っている人間の中で、
特定の分野に限り優れた能力を発揮する症状を言います。

これを発見したのは、イギリスの医師であるJ. ランドン・ダウン。
当初「idiot savant(イディオ・サヴァン=賢い白痴)」と呼んでいましたが、
イディオが差別的な意味を持っていることから「サヴァン症候群」と改められました。

原因は全く不明です。(サイトより)



プロデュース

植田博樹さん
『GOOD LUCK!!』『ケイゾク』『輪舞曲』『SPEC』ほか。

 

韓哲さん
『新参者』『冬のサクラ』ほか。



脚本/櫻井武晴さん
『科捜研の女』『相棒』『麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜』など。










ドラマなんだけれど、なんとなく、
ドキュメントみたいな・・・そんな気持ちにさせるドラマです。

どこから来たのかも、何をしていたのかも、名前も、
病気なのか、何なのか、何もわからない、アタル。

コミュニケーション能力に欠けるアタルが、
舞子(栗山千秋さん)や、舞子の家族、沢(北村一輝さん)と出会い、
どう変化するのか、しないのか。

見え隠れする、怪しい面々・・・は、アタルで何を企んでいるのか。

わからないことがわかっていく面白さがあります。

「トマトケチャップ」と「ハニーマスタード」が好物で、

決まった時間にシンクロのドラマを見て、
決まった時間にカレースープを求める、アタル。

アタルの強烈な『個性』が、難しい事件を解決していくところも、

わからないことがわかっていく、面白さ、その2です。

特異な頭脳で、事件の犯人、事故の原因につながる「キーワード」を発し、

彼が投げるパズルのピースを組み立て、解決していく、
刑事の蛯名舞子、沢。

毎回事件に立ち向かっていく事になる3人に、
舞子の父や、警察のメンバーが、いいかんじに絡んできて、

目を離せなくなるドラマです。



キャスト

中居正広/北村一輝/栗山千明/玉森裕太/利重剛/奥貫薫
嶋田久作/田中哲司/千原せいじ/中村靖日/庄野崎謙/光宗薫/中村昌也/三好博道
市村正親/村上弘明 ほか。





エンディング/椎名林檎さん「自由へ道連れ」



林檎さんの印象は、ものすごく礼儀正しくて、ものすごく過激。ものすごくやさしい。
自由へ連れて行ってくれる歌声です。



アタルの過去・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
彼はなぜ、犯罪現場に向かうのか。



今日は、あるドキュメンタリーを撮るために、
障害を持つ人が働く施設にお邪魔しました。

そこで、感じたこと。

自分と「同じように」表現ができないからって、思うことが「足りない」わけじゃない。
むしろ、もっともっと敏感に、もっともっと響いている。

傷つきながら、闘いながら、自分の持っているからだや声を必死に使っているだけ。

それが、伝わらなくて、大きくて分厚いバリアをはってしまう。

人間同士。変わらない。
伝え方が違うだけで、心の在り処は変わらない。

ただ、そこに、それぞれの『個性』があって、

その『個性』が、伝わりにくい、だけ。

ちゃんとつきあえばきっと、
みえてくるはず。